初めての君に勧めるバイク
ある時、君は突然バイクに乗りたくなる。
きっかけは何でもいい。
街行くバイクを見かけたのか、置いてあるバイクを見たのか、親が乗っているのか、テレビで見たのか、雑誌を読んだのか、広告を見たのか、友人に自慢されたのか、夢に出てきたのか……。
人に勧められたからじゃない。オレも君にバイクを勧めたりしない。もともと君の心の中に何かがあって、それがパシン! ……音を立てて弾ける。
いずれにしても、君はある日突然、バイクに乗りたくなった。
君はインターネットで検索し、雑誌を読んで、友人に聞き、ショップに出向いて、バイクについていろいろ調べるだろう。やがてお気に入りの1台を見つけて、どうにもこうにも、あるバイクが欲しくなる。
欲しいバイクを素直に手に入れるのが、もっとも幸福だ。愛着が湧き、大切にして、バイクへの思いはよりいっそう深まるだろう。
でももし君が、最初の1台としてビッグバイクを選んだのなら、オレはつい、ひとこと言いたくなる。
小さいバイクにしときなよ。
そうなんだ。これからバイクに乗るなら、絶対に小さいバイクがいい。悪いことは言わない。君がバイクが好きで、長く乗ろうと思っているなら、まず、できるだけ小さいバイクを選んでほしい。
ヤングマシン2011年7月号に、ケニー・ロバーツのインタビュー記事を書かせてもらった。ケニー・ロバーツとは、世界最高峰のバイクレース、世界グランプリで3度チャンピオンになった男だ。記事でも触れたが、インタビュー中に、こんなやりとりがあった。
オレは「テクニック」についてしつこく質問していた。何かスペシャルなテクニックがあるはずだ、と。ケニーは、ちょっぴりうんざりした様子で、こう言い放った。
「いいかい? 細かいことはどうでもいいんだ。バイクってのはな、タイヤがふたつ、その間にエンジンがひとつあるだけの、シンプルな乗り物なんだぜ?」
ああ、とオレは崩れ落ちそうになった。そうだよな、その通りだよ、と思った。
ケニーは、アメリカ・カリフォルニア州にある自宅の牧場(自宅の牧場? 意味不明!)に、ダートトラックコースを持っている。そして、ちっちゃいXR100(現・CRF100)でブンブン走り回っては、現在のトップライダーたちを蹴散らしている。ケニーを慕ってトレーニングに訪れるMotoGPライダーや全日本ライダーたちを。
タイヤがふたつ。間にエンジンひとつ。でっかくてもちっちゃくても、大まかな基本構造は変わらない。XR100で速く走れないヤツが、どうやってMotoGPマシンで速く走れるって言うんだね? ケニーはそう思っているのだ。
文句のある人もいるかもしれない。
ケニーだかケガニだか知らないが、バイクはそんな簡単なもんじゃない。エンジンの搭載位置やキャスター角、トレール量、重量、フレーム剛性、ポジション、ロール軸、エンジン気筒配列、エンジン特性、タイヤプロファイル、サスペンション摺動性、リンク比、ピポット位置、チェーンフォース、イナーシャ、ナターシャ、チェブラーシカなどによって、乗り味はまったく違うんだ!
確かに違う。明らかに違う。
でもその違いは、ものすごく微妙だ。
先日オレは、なにをトチ狂ったかアコースティックギターを購入した。その際、3万円のギターと8万円のギターを、店員さんが弾き比べてくれた。「8万円でも、アコギとしてはかなりお求めやすいんですよ」と衝撃的なことを言いながら。
3万円。
「ジャララーン」。
8万円。
「ジャララーン」。
「ね、音色が全然違うでしょう? 音のツブ立ちに差が出るんですよね」と店員さんは満面の笑みを浮かべた。オレは、「あ? ああ? あ〜あ〜あ〜! た、確かに音のツブが違うね。なんかこう、プチプチプチッとねハハハ」と引きつりながら笑ってみた。
確かに音色は違った。でも、それは微妙だった。耳が肥えている人からすれば、きっと耐えられないほどの差。でもシロウトからすれば、まあどっちでもいいやといった程度の差。そこでオレは、「確かに違うもんですね。じゃあコレください」と、1万6800円のギターを買った。3万円でも、8万円でもなく。
だってそうでしょう。すぐつまらなくなって弾かなくなってしまうかもしれないし、扱いが分からずに壊してしまうかもしれない。そして何より、値段に圧倒されておずおずと使うよりは、じゃんじゃん弾き倒した方がいいだろう。そう考えれば、初めてのギターとしては1万6800円でも贅沢しすぎなぐらいだ。
そしてオレは今、猛烈に満足し、自分の不器用さと音感のなさに辟易しながら、ギターの練習を楽しんでいる。基本構造は、高級ギターとどこも変わらない。弦が6本あって、真ん中に穴が開いていてて、弾けば音が出る。コードだって同じ。十分だ。
クロウトである店員さんからすれば「ものすごい音色の差」でも、シロウトであるオレからすれば「全然十分贅沢すぎ」ぐらいのものなのだ。だいたい、2本まとめて買って弾き比べるワケじゃないしね……。
と、いうように。
君がバイクについて調べて発見した情報の多くは、クロウト的な視点から書かれたものだ。微妙な違いを丹念に拾いあげ、大きく広げて、展開している。クロウトによるマニアな世界というのは、そういうものなんだ。
つまり、君は調べれば調べるほど、言葉は悪いがまだペーペーのシロウトなのに、クロウト的な知識を膨大に蓄積していくことになる。そして、それはとても危険な状態なんだ。
君は、初めての1台として、あるビッグバイクが欲しくなった。雑誌やネットで調べると、「扱いやすくて乗りやすい」と書かれている。その言葉に勇気を振り絞り、君はショップに出向く。実車を前に、その巨躯に驚く。「こんなのが扱えるのか…!?」とひるむ。
でも、ショップの店員さんも、記事と同じように「これは扱いやすくて乗りやすいですよ」と笑顔だ。「そうか、やっぱり扱いやすくて乗りやすいのか……」。またがる。でかい。重い。怖い。でもこれは「扱いやすくて乗りやすい」んだ。ガマンする。堪える。耐える。本当は、重くて、つらくて、怖いのに。
違う。それは間違っている。
「扱いやすくて乗りやすい」。まだバイクに乗ったことがない君は、その言葉を、自分のもののように勘違いしてはならない。それは、クロウトが膨大な経験に基づいて書いた、マニア向けの言葉なんだから。
君は、君自身の感覚に従った方がいい。まわりの言葉に惑わされず、自分を信じた方がいい。もし重くて怖いなら、無理をする必要はどこにもない。これは君のバイクライフだ。「まわりの言葉」は、何の責任も負わず、何の保証もしてくれない。
バイクは、自立すらできない不完全な乗り物だ。それだけに、乗り手のスキルが占める割合が多い。飛ばす、飛ばさないに関わらず、潜在的にバイクはスポーツなんだ。
だから練習が必要だし、センスも求められる。どうしても泳げない人がいたり、どうしてもキャッチボールができない人がいるように、バイクにも向き・不向きがある。中には、ろくに練習もしないでスイスイと乗りこなす人もいる。
でも、とにかく、周囲の声、周囲の乗るバイク、周囲のスキルは、自分のものじゃないということを知っておかなければならない。絶対に、自分を見失っちゃいけないんだ。
ギターはまだいい。全然いい。もしオレがMARTINの「Tree of life」'93年製440万円オーバー(信じられない!)を買ってポロンポロン弾いたところで、せいぜい「……まったく、ヘタクソのクセに」と嘲笑されるぐらいで、誰に迷惑をかけることもなく、もちろん弾いた瞬間に死んでしまうこともない。
でもバイクは、ちょっとしたことですぐ死んでしまう乗り物なんだよ……。
バイクだって、最初に書いたように、欲しいモノを買うのがもっとも幸せだ。免許を持っていて、お金を払えるなら、君の好きなバイクを好きなように買えばいい。単純に、自分の所有欲を満たすことだけを考えれば。
その一方でバイクは、公道というパブリックな場を走り、なおかつワンミスが命取りになる乗り物だ。生死に直結しており、いつ見ず知らずの人に迷惑をかけるかも分からない。何かがあった時の総合的なダメージは、ヘタクソなギターの比じゃないんだ。
こんな話、ちっとも面白くないことは、よく知っている。書いてても愉快なわけはない。
「ちょっとは経験があるからって、エラソーに上から目線で古くせぇ価値観を押し付けてんじゃねえよ。オレは自分の欲しいバイクを買う。何か文句あんのかってんだよ!」
文句なんかない。でも、昔は(……という昔話にも、一定の真理は隠されている)、自然と小さいバイクから乗れるようなラインナップが揃っていた。そして、今エキスパートとされる人たちの車歴を聞くと、たいていは小さいバイクで経験を積んでいる。しかも、エキスパートと呼ばれるようになってからも、小さいバイクでコソ練していたりする。そのことも、知っておいてほしいと思う。
いきなりビッグバイクに乗ることは、ものすごく近道のように見えて、実は強烈に危険な遠回りをしているんだ。
ビッグバイクは、一発の失敗でとてつもなく大きなダメージを食らう。肉体的にも、経済的にも、精神的にも、だ。しかしビッグバイクの最大の問題点は、失敗しにくくできていることだ。これが実にやっかいだ。
そう、現代のビッグバイクは、どれも非常によくできている。が、あまりにもデキがよすぎて、限界点がものすごく高く、ライダーはバイクの手のひらで遊ばされている状態だ。バイクの性能がライダーの未熟さをカバーしてしまうので、いつまで経っても技量が向上しない。
教習を思い出してほしい。中型から大型へ移行した時、君は意外とすんなり乗れる自分に感動したはずだ。重さやパワーに戸惑いはあったかもしれないが、安定感があり、扱いやすく、むしろゆっくり落ち着いて走れただろう。
ここに落とし穴がある。教習所で教わることは(ほぼ)交通規則であって、本質的なライディング技術ではない。つまり君の技量はまったく進歩していないのに、大型に移行しただけで、乗れているかのように勘違いしているだけなんだ。
君はスムーズに大型自動二輪免許を取得するだろう。何度かは転ぶかもしれないが、教習所内でのそれはほとんどがポテゴケだ。「転んだ」というより、「倒れた」といった方がいいかもしれない。
そしていつか、公道でビッグバイクに乗っている君に、「あッ!」という瞬間が訪れる。車重の重さと車速の高さが生み出したエネルギーが、突然キバを剥く。こめかみで音を立てながら血が逆流して、体が強ばる。コントロールを失い、暴走する巨大な慣性……。それが「転ぶ」だ。そういう状況に陥った時、ライダーの技量が伴っていなければ、まったく為す術がない。
あわてず、騒がず、落ち着いて対処する……。つまり本当の技量を身に付けたいなら、君はいったんビッグバイクを降り、小さいバイクで思いっ切り走り回った方がいい。
小さいバイクは、見かけ以上に難しい。大型二輪免許を取ったばかりの君が、意気揚々自信満々で小さいバイクに乗ったとしたら、信じられないほどの失敗を繰り返すだろう。ビッグバイクほどごまかしが効かない小さいバイクに、自分のヘタクソさ、未熟さを思い知らされるはずだ。
それが重要なんだ。
失敗して、ヘタクソさを思い知る。失敗からは、多くを学ぶ。失敗の実体験こそが、いずれビッグバイクに乗るようになった時、君を救うんだ。
失敗失敗と繰り返しているが、バイクにおける失敗は、多くは転倒というかたちで露わになる。その際、公道では不確定要素が多すぎる。ガードレール、縁石、対向車、歩行者、その他もろもろがあって、かなり痛い目に遭うと思っておいた方がいい。公道での転倒は、絶対に御法度だ。
「公道で転んだけど無傷だった」という話を聞いたことがあるかもしれない。でも、それは信じられないほどの奇跡だ。次また無事である可能性はゼロだと思った方がいい。公道では絶対に転んではいけないんだ。
失敗経験を重ねるなら、危険が極力排除されたクローズドコースで、小さいバイクに乗ることがベストだ。つまりミニバイクでサーキットを走るか、小排気量モトクロッサーでモトクロスコースを走るか、もしくはナンバー付きの自車で何らかのイベントに参加するか……。
でも、選択肢が少なく、特に競技の世界は現実的でもなく、ツナギもトランポもない君は、すっかりやる気をなくすかもしれない。
しかし、言いにくい話だが、小さいバイクに乗ってさえいれば、人に迷惑をかけない「ちょっとした場所」で走る機会が、必ず巡ってくる。世の中にはグレーゾーンというものが残されていて、ふとした時に、ふとした場所で、公道とは言えないような状況で走ることができたりするものだ。
そういう機会を逃さず、ここぞとばかりに練習する。内容は、はっきり言って何でもいい。8の字でもいいし、ただの定常円旋回でもいいし、段差を乗り越えるだけでもいいし、ひたすら寝かせてみるのもいいし、本当に何でもいい。
ただし、速度を追求することだけはしない。速度アップは飛躍的にダメージを大きくするからだ。速度以外なら、何でもいい。乗っている小さいバイクの特性と、与えられた機会に応じて、適当に「今の自分にはできそうにない目標」を設定して、そこをめざせばいい。
大切なのは、「ふだん起こらないようなことが起こる領域」にまで、バイクを持っていくことだ。
もちろんそれは、高い確率で転倒を招く。しかし速度を追求していなければ、大事には至らないはずだ。しかし、不運としか言いようのない出来事に見舞われることもあるから、安全装備を怠ってはならない。
そうして少しずつ、怖くない程度に、今の自分にはできそうにないことに、挑戦する。やがて、「何だこれは!」という、今までに感じたことのない挙動に遭遇し、恐らくはどうすることもできないだろう。
それが、「ふだん起こらないようなことが起こる領域」だ。そしてそれこそが、君がいずれビッグバイクに乗った時、「あっ!」と思った瞬間に、ぽっかりと口を開けて待ち受けている「奈落」でもある。
ブレーキをかけすぎた。アクセルを開けすぎた。バイクを寝かせすぎた。オーバースピードだった。突然の出来事に見舞われた……。さまざまな「ふだん起こらないようなこと」が予期せぬ瞬間に訪れるのが、バイクという乗り物なんだ。
その時、境界線を越えて取り返しの付かない世界に行ってしまうか、こちらの世界に帰ってこられるかは、どれだけの頻度で「ふだん起こらないようなことが起こる領域」を経験しているかが、分岐点になる。
君は「いざという時の対処法? 雑誌やネットやDVDで見聞きしてるから大丈夫」と言うかもしれない。「知識として理解しているから平気だ」と。
知識は確かに大切だ。豊富な知識や充実したメンタルは、万一を未然に防ぐことには役立つ。でも、万一に直面した時に君を救うのは、実体験だ。
とっさの時、君に残された時間はごくわずかだ。そのわずかな時間に、さまざまなことが起こる。そのさまざまに、君の体は正しく反応しなくてはならない。それは無意識のうちに、反射的に起こらなくてはならない。考えている時間はないんだ。
「瞬時に起こるさまざまなこと」は、バイクの大小に関わらず、ほとんど同じだ。相似形のようなもので、バイクが小さく速度が低ければ「さまざまなこと」はコンパクトに発生し、バイクが大きく速度が高ければ「さまざまなこと」のスケールは増大する。だが、本質は同じだ。
小さなバイク・低い速度でコントロールできることは、大きなバイク・高い速度でもコントロールできる……。そう断言するのは、もちろんかなり乱暴だ。実際には大きなバイク・高い速度でしか起こらないこともあり、それはそれで、より高度な練習が必要になる。
だが、小さいバイクで起きることとその対処法は、ほとんどの場合、大きなバイクにも当てはまるんだ。はるかに小さいリスクで。
「小さいバイクなら絶対安全」なんて、口が裂けても言えない。小さいバイクでもケガはするし、ミニバイクレースでも死亡事故は起きる。でも、大きく重く速度域が高く、エネルギー量がハンパないビッグバイクよりは、ずっとマシだ。
こうしてテレテレと書き連ねながら、つくづくバイクという乗り物は難しく、だから面白いのだ、と気付く。難しくて面白くなければ、人類はとっくにこの非効率かつ危険な乗り物を諦めているはずだ。
これだけ世の中が洗練されているのに、相変わらず雨でズブ濡れになったり暑くて汗だくになったりライディングにヒヤヒヤしながら、「バイクっていいな」なんて笑っているんだ。よほど手放しがたい魅力があるのは間違いない。
でもその「面白さ」は、自分の、他人の、命を懸けるほどのことじゃない。
初めてバイクに乗る君は、なるべく小さいバイクを選んだ方がいい。遠回りに見えても、それが一番の近道だ。
あわてないで、じっくりと。
「バイクでスポーツする」は、ホントにテキトーに付けたブログの名前だったけど、今になって言い得て妙というか何というか、あながち間違えてなかったと思う。でもね。スポーツって何か、定義はいろいろあるだろうけど、オレは「今までの自分を超えようとすること」が大事な要素だと思うんだ。その考え方からすると、バイクは確かに舞台を選ばずスポーティな乗り物だけど、本当にスポーツする気なら、それはもう、クローズドコースしかないと思ってる。スキーはスキー場でするように、ゴルフはゴルフ場でするように、バイクもバイク場……てか、それなりのコースで思いっ切りスポーツした方が気持ちいい。だからみんなも思いっ切りこのボタンをクリックして、気持ちよくなろうや!
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ご無沙汰してます。
僕のバイク歴は下記の通りで、小排気量からスタートして、一度大排気量まで行って、少し小排気量へ戻してます。
TZR50R → TZR250R → FZ400 → YZF-R1 → YZF-R6
TZR250Rはワインディングを走ったりしましたが、FZ400はツーリングオンリーの使い方でした。
そして何を血迷ったかYZF-R1を購入した時にツナギを作ってしまい、サーキットを走るようになり、何度もコケまくりました。
近所の駐車場(←迷惑)でヒザ擦りが出来るようになるまで練習してからサーキットデビューしたんですけどね。
スピードが違うとまるで動きが違って、まさに恐怖体験でした。
そして「こりゃ僕には無理だ。いつか死ぬ。」と思い、YZF-R6に乗り換えたところ「楽しい〜」となりました。
つまり僕にはビッグバイクでスポーツするだけの技量が無かったんですね。
バイクでスポーツするなら、見栄を張らず、身の丈にあった排気量を選ぶべきですね。
その方が乗っててぜんぜん楽しいですから。
今、TZR250Rに乗ってた頃からサーキット走っておけば良かったと少し後悔してます。
そしたら当時も楽しかったろうに…。
今はスポーツできそうな250ccが少ないから、若いライダーは可哀想ですね。
投稿: よしちか | 2011.08.27 00:49
同感っすー!
俺も50ccのヤマハYB-1Fourから始め、左コーナーで前輪がオーバーステアし、左足で地面蹴りの回復みたいなことや、シフト操作でエンジンのパワーバンドをゴッツ使いきる走りをしていたころもあり、楽しかったのを覚えています。その後はアメリカンのビラーゴ250にのって、アメリカンなポジションからケツが痛くなるツーリングやスズキΓ250にのったりといろいろ堪能しました。今はネイキッドのイナズマ400にのっており、大型バイクのシャーシと400cc油冷エンジンを楽しみながら乗っています。次はGSX-R1000あたりを購入予定ですが、あいかわらずの金欠。
投稿: トミー 隆志 | 2011.08.27 11:11
身の丈のバイク…私には何があってるのかなぁ。
投稿: iku | 2011.08.27 22:28
小排気量、クローズドコース。
これをどんどん広めていきたいですね。
最近はツーリング専門誌のお気楽な記事を見ると、すごく無責任な記事に思えて仕方がありません。
自分自身、去年、いや一昨年だったか、サーキットでの練習用にポンコツの400㏄をゲットし、さらに最近はもっと小さいバイクを物色してたりします。
投稿: おねp | 2011.08.28 00:02
読んでてとても共感しました!
投稿: chip | 2011.08.28 06:49
こんにちは。
初めて書き込みさせて頂きます。
自分はCBR250R(MC41)に乗っています。
バイクを買う時は新車じゃないとイヤという人間なんですが、
やっぱり好きなのはフルカウルマシン。
私がガキの頃は、
ゼロハンでも魅力的なNSRやTZMが新車で売っていたのに、
今や250ccクラスにニンジャやCBRが出たものの、
あとはクソ速すぎる大型のSSばかり・・・。
初めて買うバイクが大型のSSって、
果てしなく恐怖感でいっぱいになると思います。
結局、
「ファイヤーブレードってカッコイイなァ。
いつか大型免許取ったら欲しい。」
なんて憧れても、
憧れは憧れで終わってしまう。
それで、
いつか憧れたビッグバイクは忘れてしますんです。
現在私は26ですが、
同世代でバイクに乗ってる人間はほとんどいません。
魅力的なバイクが大型しかないがために、
誰も買おうとしません。
回りはステップアップした腕のある、
大型バイクのオジサンばっかりです。
初めて買うバイクで恐怖するよりも、
メーカーさんにはもっと、
大型バイク顔負けの魅力的な車検なしバイクを作って欲しいと思います。
投稿: リョウたん | 2011.08.28 09:58
小排気量+クローズドコースが
一番上達するってのは、確かにその通り。
自分も、以前50ccでカートコース走ってた時の
遺産で、今なんとかやっているようなもの。
嫁を拝み倒して、NSF100を買おうと画策中なのも
その威力と楽しさを知っているから。
でも、多くの人は、まずツナギなんか買わない。
基礎練習もしない。なぜかと言えば、
そこまでファナティックにバイクが好きじゃないから。
ちょっと「ツーリングしたら気持ち良いだろうなぁ」
という程度でふらりと免許を取り、
ハーレーかなんかを買った人に
「小排気量+クローズドコース!」
なんて言っても、「はぁ??」と言われてお終い。
何がいけないかっていうと、
まずは、「バイクをもっと好きになってもらう」
というプロセスが欠けているんですよ。
バイクをもっと好きになってもらえば
自然に、「もっと上手くなりたい」
という気持ちが出てくる。
「小排気量+クローズド」の出番はそこから。
それをいきなり「小さいの買って練習だ!」
なんて言っても、誰もついてきやしません。
そう思いませんか?
投稿: mos | 2011.08.28 21:42
ゴウさん久しぶりです
自分も同じ意見ですわ。
CBR250RR→NSR250→CBR929→CBR1000RR→CBR600RR→R6→YZ450と、CBR250RR、、、
また軽いバイクに戻ってきました。
一通り乗らないとわからない事もあったのも事実ですけどね。
明日は250でクローズド。10年前と変わらないないけど、同じじゃないp(^_^)q
今回の記事は深いイイです♫
投稿: ジョン19 | 2011.08.29 10:57
>よしちかライン、近ラインさん
根っからのヤマハ派なんですね〜。R1でそんなにコケてたのも知らなかった。近ラインはオフ車も持ってるんだよね? 引き出し多そう。
投稿: ごう | 2011.08.29 23:02
>トミー 隆志さん
何ともバラエティに富んだ車歴ですね! ビラーゴからガンマとか。イナズマ400もシブっ。大事にしてあげてください。GSX-R1000も好きなバイクなんですよね〜。まぁ嫌いなバイクってのもほとんどないんですけど…。
投稿: ごう | 2011.08.29 23:07
>ikuさん
自分が見たりまたがったり乗ってみたりして、「ああ、無理なく乗れそうだな」と思えるバイク。かなぁ…。
投稿: ごう | 2011.08.29 23:13
> おねpさん
ブログ拝見しました! レン耐表彰台、おめでとうございます。ああ、'09年7月のレン耐優勝から早2年経ってしまったか。オレも再び…。へへ。
投稿: ごう | 2011.08.29 23:16
>chipさん
ありがとうございます!
投稿: ごう | 2011.08.29 23:16
>リョウたんさん
車検の有無ってすっげーデカいですよね。高校時代の名残か、いつも脳内バイク選びをしながら「でも……車検があるもんなあ」って思っちゃいます。にしても、型式で呼ぶあたりが熱くていいなあ。今度、MC41を榛名モータースポーツランドで走らせてみようと思ってます。
投稿: ごう | 2011.08.29 23:22
>mosさん
今回の記事は、どちらかというと「ファナティックなバイク好き予備軍」向けの内容ですよね。「バイクを好きになってもらう」は、とても大事なことですが、ちょっと切り口が違う話なので、それはまたいずれ……。
ちなみにオレもレーシングスーツ・レーシンググローブ・レーシングブーツを買い揃えた時は、清水の舞台から完璧に墜落し目玉が飛び出しました。そのハードルの高さは身をもって理解しています。「小排気量+クローズドコース」は、ライディングのことだけを抽出すればベストだとは思っていますが、その難しさも分かっているので、「ちっこいバイクならクローズドコースじゃなくても、ちょっとした遊べる機会がありますよ」と書いたワケです。
それにしても、オレが買い揃えた10年ぐらい前に比べると、ずいぶん安くていいレーシングギアが揃ってきてます。ライダーの意識も変わってきてる感じがあり、少しはハードルが低くなってきたかな、とは思っていますが……、まだまだ難しいのも確かですよね。
投稿: ごう | 2011.08.30 00:21
>ジョン19さん
おっ、ケガからは完全復活!? ジョン19さんやピエールを始めとする筑波仲間たちのケガも、なるべく「オレのことじゃない、オレのことじゃないんだ」と思おうとしてきたけど、やっぱり考え方に影響はしてるんですよね……。しかし……。トミンなんか全ッ然敵わないんだろうな。負けると悔しいから勝負しねえ。
投稿: ごう | 2011.08.30 00:27
お久しぶりです、8耐以来かな?
ベンリィ50s→GSR→R1と乗り換えてきて本当にそう思います。
前にR1で吹っ飛んだ時には何が起きたかさっぱりわかりませんでしたけど、ベンリィの時には嫌な挙動が出てたのが分かりました。
この前ニンジャ250Rに乗る機会があったんですが、同じように不安な挙動をものすごく感じました。
よく今の250は否定されがちですけど、エントリーとしてすごくよく出来てるなぁと感じました。
でも、転倒するしないは性格もすごく大きなファクターのようにも思います。
スポーツライディングを楽しいと思わないけどバイクは好きという人ならその限界領域までいかない、だから好きなバイクに乗ってもいいんじゃないかなぁと。
小さいバイクのほうが構造的に危険性も低めに、技術も上げやすい。これも事実だし、自分の好きなバイクに乗ったほうが愛着がわいてバイクを好きになってくれる。
初めてバイクを買った人に対して、大事なのはその人が買ったバイクを否定しないと言うのが一番重要な気がします。
そして、そのバイクのことを知っているなら、自分の出来る範囲でアドバイスをしてあげるのが一番その人のためになるように思います。
初心者の購入意欲は、バイクの作りに対してじゃなくて、そのバイクが持ってる感性が自分に合ってるか?です。
それを否定してまで小排気量を勧めるのは自分はしたくないなぁと思ってしまいます。
この前またコースに行きました。
タイヤもハイグリップに履き替えて、転倒もなくタイムもかなり縮めれました。
また、コースに行けば行くほど小排気量のバイクで走りたいって思います。
やっぱりバイクでスポーツするのはすごく楽しいもんですよね。
そう思ってくれる人が増えることを、心から願っています。
投稿: モトゲー | 2011.08.30 10:35
ゴウさんはじめまして。
自分は今年からバイクに乗り始めたぺーぺーの学生ライダーですが、
バイクを買うにあたってずっとバイクに乗り続けてきた親父が自分に勧めたのは、40年前のホンダのトライアル車(TL125)でした。
親父曰く、「これでまず練習しろ。TZRはまだお前には早い」と。
ずっとTZR250を買おうと思っていた自分は正直どうしようかと思いましたが、この記事を読んで親父の言っていたことが分かったような気がします。
パワーも無いし、フレームはヨレヨレですが、TLを買って間違ってなかったんだなとも思いました。
これからはメーカー側も、初心者が手を出しやすいような小排気量クラスのバイクを作ってくれればよいのですが…
投稿: ryo | 2011.08.30 12:22
>モトゲーさん
別にスポーツライディングを勧めてるわけじゃないんだ。ただ、サーキットだろうが公道だろうが、R1だろうがベンリィだろうが、飛ばそうが飛ばすまいが、バイクはどうしても構造上、何かあった時にライダーの身に直結する出来事が起こる。それが怖いんだよ。
「転ぶ」ってのも、「ギンギンに飛ばしてズザー!」とは限らない。本人はゆっくり走ってるつもりでも(特にデカイバイクほど速度感はないしエンジンも回さないから、そう錯覚しがち)、アッという瞬間が訪れる、かもしれない。
その瞬間にいきなりデカイエネルギーに直面するよりは、ちっこいのから乗り始めておけば、何とか対処できる可能性が広がるって話なんだ。
「初めてのビッグバイク」も否定しないよ、全然。憧れるものだと思うし、実際カッケーバイクも多いから。問題なく乗りこなせる人も多いしね。ただ、乗ろうと思って少しでも無理を感じるようなら、ホントに余計なおせっかいだけど、遠回りのように見える近道ってのがあるって話なんだ。
そしてハイグリップ導入(笑)。スッ飛ぶなよ〜。
投稿: ごう | 2011.08.30 12:39
>ryoさん
カッチョいいオヤジさんですね。昔はそうやって「おめーにはまだ早ぇ!」みたいなことを言う、うるさくもありがたい先輩的な存在がいたんですよね…。
「トライアルマシンて細ぇしショボいし何だコリャ」と思うかもしれないけど、実は最高に有用ですよね。MotoGP現役最多出場のロリス・カピロッシは、今もトライアルマシンで山の中を走り回るのが大好きらしいですよ。何台も持ってて、「最高のトレーニングだよ!」って言ってました。
投稿: ごう | 2011.08.30 12:45
はじめまして、自分は去年の夏にバイクを降りました。15年間NSR250に乗ってました。長野市に住んでおり、サーキットはありません。気合いを入れれば新潟の間瀬に行けたのかもしれませんが、高速を使っても三時間近く掛かります。とても行く勇気は無かった(言い訳ですが)。加えて冬は長らく乗れません。したがって春、夏、秋に腕を磨くために峠で走り込みました。何度も転び、対向車線に飛び出ることもしばしば。今思えばよく死ななかったなと思ってます。3人の子供が生まれ、家を建て…。もはや転倒する勇気が無くなりました。ずっと大事にしていたNSRを売りました。サーキットがあれば降りなかったかも、と思います(あくまで言い訳します)。自分は大型バイクに興味ありませんでした。自分でいじくりたおしたNSRが最高の相棒でした。中型バイク万歳!
投稿: 山上 | 2011.08.30 19:52
はじめまして
REDsと申します。
僕はこれまでの10台近いバイク暦の中でNSR50を所有してた時期が2回ありました。
今はDUCATIのSLってのに乗ってますが、一番楽しくって一番思い出が詰まってるのは間違いなくNSR50です。
ハマりにハマって、まるち杯ってレースにのめり込んでました。頂点は全然見えなかったけど、ミニバイクで得たものがバイクライフにおける僕の大事な財産です。
だもんで、初めてのヒトへの『小さいバイク推奨案』賛成です。ミニバイクならmotogpみたいな挙動させながらバイクを操るようにできるかもですよ(^^
・・・って、あ。
初めてのヒトたちってバイクを速く上手く扱うって事にそもそも興味がないんか?
んじゃ、しゃーないですね。
投稿: REDs | 2011.08.31 12:23
すばらしい文章をありがとう。
今更ながらに400SSドカに乗りたくて今、教習所通いしてる。
廃版バイクなので時間的に待っていられなくて
いきなりな乗り方になっちゃうけどこの事は肝に銘じます
投稿: ろすと | 2011.08.31 21:52
>山上さん
無事で何よりです…。人生は気付かないうちに動いてますから、どこかいいタイミングでのんびりとバイクを楽しめる時が来るといいですね!
投稿: ごう | 2011.09.01 09:12
>REDsさん
速くなくても、うまくなくても、全然いいと思ってます。ただ無事に帰ることが意外と難しいので、そのためにちっこいバイクはアリかな、と。
個人的には、今もMotoGPチームから声がかかるのではないかと、電話が鳴るたびにドキドキしてます。
投稿: ごう | 2011.09.01 09:14
>ろすとさん
400SS、残念ながら乗ったことはないんですが、熱烈なファンの方に取材したことは何度かあります。きっといいバイクなんでしょうね〜。無理なく楽しんでくださいね!
投稿: ごう | 2011.09.01 09:16
わはは!ドキドキしてはるんや?すげーなー
ごうサンのブログチラ見のままコメントさせてもらったんで、今日、改めてごうサンの文章をこのブログで読ませてもらいました。
ごうサン、業界で活躍してる凄いヒトだったんですねーなんか・・・失礼しましたデス。
僕は30代後半でレプリカブームを体感してきた世代なんですね。
そんな世代のいちライダーの今のバイク雑誌への向き合い方→→→読まなくなっちゃいました。
僕を含めた周りの人間って、少年時代は授業中にノートに鉛筆で峠のコース書いてイメトレしたり、常にカウルやらウインカーがガムテで止まってるのに、タイヤだけは良コンディションだったりする。
んで、年取って収入が増えると共に自然とサーキットへ通う流れとなる・・・
それこそ心血注いでバイクと向き合ってた時代を過ごしてた世代だと思うんですね。
んで30後半を迎えた今はバイクに対して、揺らがない自分なりの価値観みたいなのができちゃってて、新たに外から情報を得てどーのこーのするんじゃなくて、自分の中にある内なる情報・経験をもとに、どーのこーのしちゃってると思います。
それに加え、別に今さらニューモデルが気になるわけでもないし、バイクや用品の紹介記事も半分、販促広告として機能してるちょうちん記事ばっかだし、ますます雑誌を読まなくなっちゃったです。
新型のツーリングタイヤがサーキットでも十分戦えるぅ??ウソやん。SPタイヤと比べたら全然ちゃうやん。(商業誌である以上、しゃーないことか)
でも、ごうサンのブログに触れる事で『こんなオモロいライターさんがいるんなら、また雑誌を読んでみたい』って気になりました。
雑誌読んで、用品やら部品やらにお金使って業界の発展のために消費活動の一翼をになう事はないだろうけど、おもしろい記事にお金払う価値はあるんかもだな、って風に考えが改まりそうです。
長文&記事の趣旨とズレちゃってすみませんでした!
投稿: REDs | 2011.09.01 11:04
>REDsさん
いやいや、全然凄くないですよ。世界には、オレより速い人がいっぱいいます。え? ライターじゃないのかって?
……アレ?
でも、REDsさんのように思っていただける方がいるからには、ライターとしても今まで以上に頑張ってタイムアップを狙い、日本GPではいい成績で恩返ししたいと思います。応援よろしくお願いします!
……アレ?
投稿: ごう | 2011.09.02 14:22
はは、応援してマース。
『今日のバトルはとてもスペクタクロだったよ。土曜日までのセッションを思うと今、このポディウムにいる事が信じられないよ!』
『すべてチームスタッフのおかげ。シーズンの終盤戦を考えると今日のリザルトはグッドだ。』
・・・なコメント期待してますね!
投稿: REDs | 2011.09.02 15:49
>REDsさん
「方向性が決まらず、書き出しに苦労した。序盤はキーボードが滑りペースを上げられなかったが、中盤以降は問題が解消。終盤に追い込んでエロサイトの猛追を振り切り、何とか〆切前にチェッカーを受けることができた。タイムはもうひとつだが、原稿の内容としては悪くないと思う。原稿書きを支えてくれたチョコレート、ポテト、ペプシ・ネックス、そして煎餅に感謝したい。これから? 徹夜した分を取り戻すべく、ぶっ通しで眠るよ」
投稿: ごう | 2011.09.02 17:42
おっと、ブログチェックしてませんでした。
バイクはみんな言ってるので、たとえば
ギター弾きの立場で。
マーチンが40万?え?8万?細かいことはいいんだよ!弾いて楽しければ。
高級?そんなの知らん。
毎日弾くんでしょ?部屋に飾るわけじゃないんだよ。
と、投げやりに言って見る。
ギターをバイクに置き換えてOK?
私も雪の日も台風でも乗るから小さいのが好き。出来れば、安い125cc以下のオフロードが欲しい。が、いつの間にか絶滅してる~。
投稿: ラピ雄 | 2011.09.03 04:48
お返事して頂いてありがとう御座います。
バイクを型式で書いたのは、
たぶんクルマも好きだからだと思います。
クルマ好きのヒトは、
ほとんどが型式でクルマを識別してるでしょう?
でしょう?と言って、
分かって頂けるかどうか・・・(^_^;)
とにかく、
250ccバイクとごうさんの文章が好きです(^-^)b
投稿: リョウたん | 2011.09.05 04:15
>ラピ雄さん
数年前までTS125Rに乗ってたんですよ。最高でした! 何で手放しちゃったかなあ。高速に乗れなかったからかな。後悔してます。
投稿: ごう | 2011.09.07 09:34
>リョウたんさん
KP61、EP71、AE86、EF7、A175A、FC3S……。かつてブンブン走ってたクルマたちの型式を、何となくソラで言えちゃうのが怖いです。ちなみにオレの最初のクルマは、AW11です。
投稿: ごう | 2011.09.07 09:52
うわ古ッ!!
失礼しました・・・。
懐かしいと申し上げるべきでしょうか(汗)。
自分が生まれる前の型式のクルマがあるので、
そう言ってしまうのもどうかと悩みます。
ごうさんがMR2を選んだ理由というのは、
バイクっぽい駆動方式にあるんでしょうか。
というより、
スーパーカーっぽいリトラクタブルに惹かれてですか?
投稿: リョウたん | 2011.09.12 20:23
>リョウたんさん
そッスねー、見た目も好きだったけど、何よりもミッドシップエンジン・リヤドライブの駆動方式が最大の魅力だったかな。バイクをイメージしていたわけではなく、学生時代にレーシングカートをしていたり、フォーミュラマシンが好きだったりで、自然とMR2を選んでいたような覚えがあります。
燃料タンクが41Lしかないので、トランクにガソリンいっぱいのポリタンクを2コ積んで夜通しドライブ、みたいな、今思えば相当ムチャなこともしてました。
いや〜、好きだったな〜、MR2。今乗ってみたい。どんな感じだろう……。
投稿: ごう | 2011.09.12 21:18
ゴウさんの文章を嫁さんにぴったりだったのて見せました。
んで、この記事がきっかけとなり、嫁号のチェンジとなりました。
自分のブログにも書きましたが、軽くて嫁さんに合ったバイクが買えました。
感謝ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
また一緒に走りましょうよ〜!
投稿: ジョン19 | 2011.09.17 05:19
上の方で書き込んだmosです。
なんで「バイクをもっと好きになってもらう」
と書いたかというと、
生まれついての「ファナティックなバイク好き」
なんて、ほとんどいないからです。
あの80年代バイクブームのころだって
みんな4輪を買ったとたん
バイクから「卒業」しちゃったじゃないですか。
なんでしょうね、「卒業」って?
未だに理解できません。
唯一理解できたのは、彼らは
バイク好きな「ふり」をしていただけってことです。
「ファナティックなバイク好き予備軍」
なんて放っておいていいんです。
彼らは、誰に言われなくても、
勝手にミニバイク買ってカートコース走ったり、
そこまでの金が無ければ、路地裏で八の字始めたりします。
少なくとも、私は誰かに勧められて
カートコース走り始めたわけではなく
気がついたら、走っていました。
問題は・・・・たぶん、この文章が書かれたのは
某中年女性初心者ライダーの件があったから
だと推察しますが、そういう人たちに
どうやって本物のバイク好きになってもらうか
ではないでしょうか。
ちなみに、嫁に頼みこんでNSF100を買う件ですが
「災害用にミニバイクを買う」という主旨で(笑)
エイプ100がやってくることになりそうです。
また、あの日々がやってきます。
投稿: mos | 2011.09.17 09:29
>ジョン19さん
ツーリング行こう、ツーリング!!
投稿: ごう | 2011.09.17 09:49
>mosさん
いいですね〜、「災害対策でバイク」。エイプとのミニバイクライフ、楽しんでくださいね。
この記事は、特定の人に向けて書いたものではありません。勝間和代さんを指していると思いますが、彼女がバイクで転んでニュースになる前から、ちょびちょびと書き溜めていたものです。
タイミングがタイミングだったので、Twitterでも何人かの方が誤解されていましたが、まったく関係ないんですよ。
投稿: ごう | 2011.09.18 13:25
ごうさんお久しぶりでした
SABEDERの第2ライダーです
夏の鈴鹿以来ですね
リーターバイクしか売れない今日この頃
みんなにごうさんの言葉を聞かせたいです。
これからも俺はバイクでスポーツしていきますよ。
投稿: abiG | 2011.09.20 10:53
>abiGさん
おおっ、北海道から書き込みしてもらえるとは、このブログもインターナショナルだぜ! 北海道行きたいス。今ぐらいから雪に閉ざされちゃうまでの間がすごく好きです。
8耐ではお邪魔しました…。ありがとうございました! またライネン…!?
投稿: ごう | 2011.09.21 11:28
ゴウさん、はじめまして
今、購入するバイクを何にするかで悩んでます。
つまり、その後の楽しみ方です。
過去には、TIサーキットの草レースを楽しんだりしたものですが、今は自分の置かれている環境がそれを許しません。物理的にも経済的にも。
ゴウさんのブログの影響で、いつかはミニバイクレースを楽しみたいとは考えてますが。
当面は近場の峠を楽しめるようなバイクをと考えてますが、自己中心的な走りは避けたいわけで。
バイクの一番の楽しみ方は、やはりスポーツだと思うのですが、最大限の追求って公道では無理ですよね。
バイク初心者にとっても、これは同じなわけで。
公道でスポーツとは、アングラ的にしか言えないのか。
それとも、それが可能なバイクがあるのか。
バイクを業としている方として意見してもらえたらと思います。
これって、一般道をフェラーりで走るようなものなのかな〜。
欲しいのは、R6です。
不躾ですみません
投稿: ドロリッ血 | 2011.09.23 01:13
>ドロリッ血さん
遅くなってごめんなさい。
いいじゃないですか、R6。オレも'03YZF-R6に乗ってましたよ。2年ほど普通に街乗りしてましたが、筑波サーキット通いを始めて、しまいには保安部品を取っ払って完全レーサー仕様になっちゃいましたが。
初めて自分のR6で筑波を走った時、めちゃくちゃ驚いたんですよね。最終コーナーに進入した時の動きなんか、もう! R6がフニャフニャに感じるぐらいのGで、ふぬうううううっっって歯を食いしばってました。
「げっ、こんなにも『先の世界』があったのか!」って、ホントにビックリしました。公道でちょろちょろ走ってても、R6のパフォーマンスのごくごくごくごく一部しか使えてなかったんだなって。
……でも、公道でのR6が楽しくなかったかって言ったら、それはウソになります。公道でも十分すぎるぐらい楽しかった。言うまでもなくワインディングを走るのは楽しいし、オレは自然の景色を眺めるのがすげぇ好きなので、ひとっ走りした後に駐車場に止めた蒼いR6が、夕焼け雲をバックに少しずつオレンジに染まっていく様子を見ているだけで、幸せな気持ちになりました。
風の温度が変わって、空気のにおいが変わって、雲のかたちも光の色も変わる。何もかもがこの一瞬しかないと思うと、とても切ないというか何というか、今自分がここに存在していることが奇跡のようで、何だかドキドキします。
ドロリッ血さんがおっしゃるような、「フェラーリで公道を走る」的なストレスは感じていませんでした。だって、自分なりに楽しく走っていたし、R6に「その先のポテンシャル」があるなんて、知る由もなかったから。「こういうバイクだろう」と思っていたから、ストレスも溜まりようがなかった。
ただ、もし当時「公道で本気スポーツ」を考えていたら、それはストレスフルだっただろうし、そもそもヤバいことになっていたと思います。オレの場合はその前にサーキットに行くようになっちゃったので、救われたのかもしれません。
じゃあ、サーキットをブンブン走るようになって以降、公道がまったく楽しくなくなったかと言えば、それもウソです。サーキットとはまるで違う楽しさがある。さっき言ったような景色の中に身を置くことも楽しいし、時間に区切られることなく、タイムに追われることなく、好きなだけ走れる自由はサーキットにはありません。そこには「本気でスポーツ」とはまったく別の喜びがあると思います。
とりとめがなくなっちゃいましたが、R6で公道、全然アリだと思いますよ。フルマラソンや100m走じゃなくたっていい。ジョギングだってウォーキングだって、楽しいですからね。
それに、「いいモノに乗ってるな〜ッ」って感じは、公道でも、いや、もしかしたら公道だからこそ、味わえると思いますよ。それこそ「公道でフェラーリ」じゃないけど、速さで優劣が決まっちゃうサーキットよりは、価値観に幅がある公道の方が、楽しめる幅も広いと思います。
投稿: ごう | 2011.09.30 07:43
お返事、ありがとうございました。
質問のコメントをした後、改めてゴウさんのブログを読んでみると、色んなところにその答えが書かれてありました。
なんだか嬉しくなっちゃいました、丁寧な返事も頂けて。
自分にとってとびっきりのバイクと過ごす時間は、何物にも変えられないものですものね。
乗りこなせるか云々の前に、これは趣味なのだから、自分の感性に頼って決めるってのも大事ですね。
やはりR6もしくはCB400のどちらにするかの悩みをこれから楽しんでいくつもりです。
さて、先日のコメントした後にじっくり考えてみました(長文になります)。
バイクの選択肢に違和感があって。
ラインナップを見ると、やはり大型への偏りを感じてしまいます。
これからバイクに初めて乗ろうという人が大型をかいたくなるのも無理はないなと思います。
雑誌にしてもそう。
知人の女性が原付を乗り始めてバイクに興味を持ち、教習所に通い出しました。
ここまではいいのですが、大型まで一緒に申し込んだんですよね。
中型と同時に教習を受ければ、代金が安くなるらしくて。
教習所とバイク屋さんとの繋がりもあるみたいで。
これなら、バイク初めての人でも、大型を最初に買いたくなります。
お金稼ぐためだから、仕方ないのかもしれません。
大型の方が利益もいいだろうし。
二人乗りは最初出来なくても、大型には乗れてしまうって変だなとも思ってしまいますが。
(結局、彼女は補修がかなり発生したらしく、中型のみにするようです。)
そこで欲しいバイクを探すわけですが、バイクは当然ながらメーカーが作ったものに限られます。
つまり、選択肢はメーカーが提供しますが、選ぶ基準は人それぞれ。
見た目、馬力、価格、メーカー等々。
走行性能に特化して探すとなれば、やはり大型のSSになってしまうのでしょう。
もちろん、好きなバイクに乗れたらハッピーにはなれますが、好きになるであろう魅力的なバイクは大型には存在すれど、中型にはなかなかないんじゃないかなって。
バイクに乗ってきた人なら尚の事、中型は大型の廉価版と感じるんじゃないでしょうか。
中型はステップで、大型が一番楽しい。
こんな世界に映ってしまうんじゃないか。
そういう自分も、こんな考えを持ってしまってます。
そんな中、国内仕様を作ってきたホンダは立派だと思います。
それを継続できているというのは、需要があることの裏付けでもあります。
どなたかのコメントに、
大型顔負けの250が欲しい
とありました。
同感です。
日本の交通事情も踏まえ、すんごく軽くて、上質なコーナーを味わえて、質感もあって、しかも環境、財布に優しい中型。
大型免許のいらない、魅力的な中型。
技術力では充分に出来るはず。
600が400より軽いなんて。
そろそろ、そんなバイクが出てきて欲しいです。
ダラダラと思いをぶつけてしまいました。
投稿: ドロリッ血 | 2011.09.30 21:58
>ドロリッ血さん
売れるゾーンに商品を投入するのは、マーケティングの王道。メーカーも生き残りをかけて、最小限のリスクで最大限の利益を得ようとするんでしょうね。だからビッグバイクに力を注ぐわけで、そこでさえギリギリの利益しか得られなければ、他のことをする余裕もなくなっていく。
でも、ギリギリで余裕がない中でも、新規ユーザーを掘り起こし、育てようとする動きもあるように思います。昔とは違って、クソ悪くなった景気を背景に、クソ厳しくなった規制に対応し、クソーバルじゃない、グローバル展開を基盤とした新しい車種が、ボチボチと出てきている。
昔の感覚からすると「げ!」と思うような低パフォーマンス(に見える)バイクであっても、「2つのタイヤの間に1つのエンジン」の乗り物であることに変わりはなく、きっとここから今の時代に合った新世代バイク乗りが育っていくんだと信じています。
YBR125ってバイク、知ってます? シブ〜いバイクなんだけど、結構売れてるらしいんですよね。オレもすでに数台走ってるのを見かけてます。ホンダの5万円バイク「Ace CB125」の登場とか、何だか面白い現象だな〜と思って。……いろいろ面白いですよ、ホント。
投稿: ごう | 2011.10.03 00:04
お返事ありがとうございます。
またまたあれからあれこれ考えてました。
現状をあまり把握してないのかもしれないと思って。
で、本屋さんでUNDER400をペラペラと。
雑誌の紙面作りがそうさせているのかもしれませんが、すごく等身大と言うか身近に感じました。
250ccでのレース話やら、125ccでのツーリングやら。
おっしゃっていたYBRもあったような。
いや〜、楽しかった。
で、立ち読みでご満悦。ごめんなさい。
結論としては、反省すべきは自分にあるなと。
性能ばかりに目が行きがちだけど、それは昔に比べたらの話。
SSの世界なら速さを求めて当たり前、後退は許されないでしょうが、バイクに乗る人間(私)は、何にも進歩してないんだから。
タイヤは昔より格段に進歩しているから、それだけでも安全マージンが高まってますものね。
ついスペックだけを判断基準にしてしまいましたが、型落ちだって、環境対策で非力になったってあんまり関係ないはずと認識を改めました。
私の場合、スペック云々は気持ちの問題ですね。
それにバイクを作ってるメーカーの人は、飛び抜けたバイク好き。
この人達がつまらないバイクを作って満足するはずないですもん。
確かに時代は変わってきてるんでしょうね。
バイクを女性がおしゃれに乗りこなしたり、走り屋が減ってきたり。
浦島太郎にならないようにしなきゃ!
バイクが手元に無いことで、あれこれ考えて頭デッカチになっちゃいました。いい機会でしたけど。
さがりバイク、いいですね。
ゴウさんにはアゲマンなんだろうな〜。
これからも楽しい記事、期待してます。
ありがとうございました。
投稿: ドロリッ血 | 2011.10.03 01:27
>ドロリッ血さん
「それにバイクを作ってるメーカーの人は、飛び抜けたバイク好き。この人達がつまらないバイクを作って満足するはずないですもん」
そう信じたいですね! それに、ドロリッ血さんのこの言葉は、どんな仕事にも当てはまるとても大事なことだと思います。誰もが自分の職域の中で、自分で満足でき、自分で納得できる仕事をしていれば、世の中もっとよくなっていくんじゃないかな……。
こちらこそ、いろいろヒントをもらいました。ありがとうございました。
ホーネット、アゲアゲですよ!
投稿: ごう | 2011.10.04 20:48
初めまして、失礼します。とても自分の心を打ちましたので、遅ればせながら僭越ながらコメントさせて下さい。
自分は、まさに大型バイクが欲しくてこちらのインプレをいろいろ読ませてもらってました。前半のやったら長い枕のお話。「なげーよ!ゲラゲラ」などと突っ込みながら。。。
ええ、でも、後半出てくるクリックは一度もしたことありません。ゲラゲラ。
バイクでスポーツする。
いいタイトルだとおっしゃってましたね。その通りですね。そして、もうひとつの闇。死んじゃう。ってこと。公道での転倒は絶対してはいけないということ。言葉では一言かもしれませんが、本当に本当に大切な事ですよね。自分には家族もあり子供もいますので、サーキットでだって転べません。下手なりのペースで「スポーツ」できればいいんだ。と、改めて気持ちに余裕が生まれました。バイクという世界で数多くの経験をされたプロの本当のすごさがとてもよくわかりました。ありがとうございました。
公道では絶対に転ばない。呪文のように唱えます。
「スポーツ」という上で「スキー」が出てきましたが、バイク乗りには是非、スキーもトライしてもらいたいなぁ。と思ってます。
スキーはバイクと成り立ちがとても似ている上、ルールさえ守れば、まずケガも死ぬこともありません。(ケガや遭難はルールやマナー違反をした方々です。)
そのうえ、現在の自分の限界を一つ一つ越えて上達してゆく快感がバイクと同じようにあるのです。こちらも、ただの板切れに乗るだけ・・寒いけどw
そして、もうひとつ僭越ながら提案なのですが、スキーでスポーツするための教える過程を是非、バイクの伝道者の方々に体験していただきたい。
スキーでスポーツする為のプログラムは、バイクのそれと比べて、何倍も洗練されています。
もちろん、「マニア(レーサー)」に向けたものはバイクと同様ではありますが、いわゆる自分を含めた中級者への内容はどの伝道者も「同じ事」を言います。
バイクのライテク本など読んでも、大まかなところでは同じようなことが書かれているのですが、結構まちまちです。最後は「感性」という言葉がでてきちゃいます。
バイクという乗り物で「スポーツ」する前に辞められてしまう方も多い。それはそうでしょう。生死にかかわります。スキーには安全でスポーツできるノウハウがどこでも学べます。平たく言うと、センスのない人でも型にはめてそこそこ滑られるようにしてくれます。これって、バイクの裾野を広げる上でヒントになるかと思うのですが・・・。
ごうさんも、ケガなどなさらぬよう、またこうした話をきかせてください。
投稿: クモ | 2012.02.16 21:52
>クモさん
スキー、数えるぐらいしかやったことないんですが、いろいろとバイクに通じることが多そうです。バイクに全然乗らないけど、スキーがベラボーに上手な友人カメラマンをダートトラックに誘ったら、瞬く間に上達しました。クローズドコースのダートトラックだからこそ、気楽に誘えたんですよね、そういえば。
いろいろ刺激的な見解、ありがとうございます。また何か書いてみようかどうしようか悩んでるうちに1年ぐらい過ぎると思いますが、よろしくお願いします。
投稿: ごう | 2012.02.24 14:12
はじめまして。
イグチと申します。
普段は中古400スポーツでツーリングを楽しんでいるのですが、この記事を読ませて頂き、レンタル250ccで走るサーキット講習会に参加してきました。
ステップを使って車体をコントロールしたり、膝を使ってバンク角を確認、アクセル全開!など公道では 怖いけど、でもやってみたい事が体験できてとても楽 しかった反面、自分は購入予定のXJ6でも同じようにスポーツ出来るのか不安になりました。
しばらくは今のバイクで練習して考えようと思います。
19才の社会人一年目からみたら、以前の中型車のラインナップ充実ぶりは羨ましいかぎりです(笑)
投稿: イグチ | 2012.02.26 02:07
>イグチさん
いいッスね、レンタル250でサーキット講習会って。そんなのあるんだ。
ニーゴーでできることは、きっとXJ6でもできますよ。ちょっとしたスピードと重さへの慣れだけで、基本はあんまり変わらないと思います。
そうなんスよ! バイクには、車種や排気量に関わらない、基本ってのがあるんです。速い人は何に乗っても速く、うまい人は何に乗ってもうまいでしょう?
元世界GPライダーの青木宣篤は、子供用モトクロッサーDR-Zに乗ってもポケバイに乗ってもハヤブサに乗っても同じように速いんスよ。
だから、ニーゴーだからどうとか、600だからこうとか思わずに、バイクそのものをつかむつもりで、いろいろ挑戦してみてくださいね!
投稿: ごう | 2012.02.26 15:07
ごうさん ご無沙汰です。
僕は先月4980円のアコギを買ってしまいました。仕上げは悪く、自分で微調整しないとまともに弾けないシロモノですが、調整したらすごく弾き易いです。手をかけると自分のモノになった感じがしましたヨ。
バイクは相変わらず乗る機会がありませんが、下道を昔のCB250RS(単コロ、キック付)でツーリングなんて楽しいだろうなあと思います。250ccって車重120〜130kgだと思っていたら、最近の250ccスクーターって200kg越えで「オマエ様はナナハンですか?」と問いたくなりました(*^-^)。
投稿: リュウセイ太郎 | 2012.03.12 12:02
初めまして。愛車冬眠時は特に愛読させて頂いてる
うめと申します。
素晴らしい記事でしたので柄にもなく、投稿させて頂きました。
バイクに限った事ではないですが、自分のミスや相手のミスでもたらされるものを正確に想像し、自分の命を含めて物の大切さを認識できる事が必要なのだと感じました。
心構えとして改めて認識し周知していきます(当ブログを)、ありがとうございました。
投稿: うめ | 2012.03.14 20:39
>リュウセイ太郎さん
やべギター全然弾いてない! 指先もすっかり柔らかくなっちゃいました。うう、練習したくなってきた。オレもとりあえず弦でも代えてみたらもうちょっと近付けるかな〜。
バイク、何に乗っても楽しいですよ! CB250RS、いいじゃないですかシブくて。オレのホーネットがヒュンヒュン行ってる横を、トットトトーって抜かれちゃいそう。
投稿: ごう | 2012.03.14 21:33
>うめさん
モロに「自戒をこめて」なんですよね。オレなんかミスしまくりでホントにヘタクソだな〜と思うし、精神的にもダメダメです。気を付けなくちゃいけないな、と日々思っていますが、それでも「つい」とか「ぎゃっ」とかありますからね。ホントにもう、困っちゃいます(笑)。
投稿: ごう | 2012.03.14 21:39
ごうさん、お返事ありがとうございます。
本当に困りものですね。
私も腕なしヘタレで経験値低の自覚はあるのですが、変に熱が入りイケイケになってしまったりします!
ごうさんのレベルでも自戒が必要なら、やはり私にも必要なのだと改めて自戒できます(笑)
投稿: うめ | 2012.03.15 20:48
失礼いたします。バイクの購入について悩んでいる者です。
当サイトの記事とコメントを読み参考にさせて頂きました。
その上で不躾ではありますが、数点質問、と申しますか、悩みに対しご助言を頂ければと思います。
私は20歳で普通二輪、21歳で大型二輪免許を取得し、22歳を迎えた2016年3月現在、自身にとって1台目のバイク購入を検討しております。
以前よりネイキッドスポーツに憧れ、XJR1300購入を目標としておりましたが、ここにきて自身の運転技術に不安を感じ、当記事をはじめとするベテランライダーの方々の助言に従い、小型バイクでの練習をしようと考えました。
練習用バイクは、友人に250ccオフロード所有者がおり、彼女からは免許を取得する以前より
「バイクの基本操作を学ぶならオフ車がいい」
と助言されていたため、現在WR250やKLX250、125等中心に検討しております。
さて、ここで2点不安に思っていることがあります。
まず1点目は、オフロードバイクでの練習がスポーツバイクでの走行にどの程度応用が効くのか…という点です。
個人的にWRとXJRでは車体の形からライダーの姿勢、足つきなど大きく差があると思われます。
このような差があるバイクで練習したとして、XJRに乗り換えた時、ドライバーの生命維持に不可欠な姿勢制御や制動に関する操作がそのまま応用できるとは思えないのです。
次に2つ目の質問ですが、私は身体的要因から自身がバイクに乗れるのは30歳前半までのせいぜい10年間程度だと考えています。
この10年という限られた期間で「乗り物を楽しむ」ことを考えた時、この練習の期間すら無駄になってしまうのではないか、とも考えてしまうのです。
そこで、練習の期間を設けるならばどれくらいを目安とするか、で悩んでいます。
私が目標としているのは、
①乗車時の基本的な姿勢を体得する
②急制動等の車体制動に必要な技術を確実に体得する
③バイクの故障に自身で気づき補うことができるだけの知識を得る
の3点です。
以上の3点を習得することがたった10年という短い期間のなかで可能なのでしょうか。
以上2点の質問に対し、御助言、御鞭撻頂ければと考えております。本コメントの最後に私自身の現状について記載いたしますので参考にして頂ければと思います。
また補足となりますが、上記の期間と条件を踏まえた上で、私が自分自身に与える練習期間は5年が限界だと考えます。
この期間の中で自身の納得のゆく結果が出なければ、もしくはこの期間での習得が困難であるという判断を頂いたならば、私は大型に乗ることを諦めようと考えております。
この考えは恐らく変わりませんが、それでももし、大型2輪も経験するべきであるというお考えがあれば、根拠と共にお教えいただけますと幸いです。
補足情報
22歳身長169cm体重69kg
路上走行未経験
運転技術
一本橋、波状路等は人並みですが、スラロームや急制動といった高速走行、八の字は苦手でした。卒業検定合格は教官曰くギリギリです。
一本橋のタイムはCB400で16秒、CB750で21秒
急性動にてロック経験あり
スラロームにて操作ミスで転倒、教習車CB750を廃車にしております。
引き起こしについては知人のCB1100?までは何とか可能でした。
それでは、コメントは以上となりますが、若輩者の身勝手且つ拙い本文に目を通して頂けましたことを心より感謝申し上げますと共に、投稿者様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
投稿: ペーパーライダー | 2016.03.09 02:47
>ペーパーライダーさん
こんな場末にわざわざコメントいただき、ありがとうございます。助言になるかどうかも自信はありませんが、お返事差し上げます。
まず最初に言っておきたいのは、ペーパーライダーさんはすでに国によって「大型二輪車での公道走行が可能である」と認定されているということです。誰がなんと言おうと、ペーパーライダーさんには、今、日本で販売されているあらゆるバイクを買って、乗ることができるだけの技量があると認められているわけです。国との間の約束事としては。
ですので、あとはペーパーライダーさんご自身の意志次第です。時間的な制約、好み、気分、不安、まわりの意見、内外のさまざまな要素によって意志は形作られると思いますが、「ペーパーライダーさんご自身がどうしたいのか」がもっとも重要です。
ペーパーライダーさんがなぜバイクライフを「向こう10年間」と限定されるのか分かりませんが(バイク自体は、70歳でも80歳でも楽しんでいる方がいらっしゃいますので)、身体的要因と書かれているから、のっぴきならない理由での「10年限定」なのかな、と推測します。
この「10年限定」が解除できないのなら、時間的制約から逃れられないのなら、確かに1番お気に入りのXJR1300を手に入れてしまうのがいいような気もします。あとはペーパーライダーさんの意志次第で、XJR1300で練習することも、上達することも、十分に可能です。
……と、書いていながら、「上達」という言葉に、自分で引っかかっりました。何をもって「上達」と言うのだろう? と。でも答えはペーパーライダーさんのコメントにありましたね。
1.乗車時の基本的な姿勢を体得する
2.急制動等の車体制動に必要な技術を確実に体得する
3.バイクの故障に自身で気づき補うことができるだけの知識を得る
3.はライディングに関することではないので、ここでは除外しますね。
1.も2.も、XJR1300で練習することが可能だとオレは思います。経済的余裕がどれぐらいあるか分かりませんが、自車で参加できる各種スクールや、サーキット走行会で、十分に体得可能でしょう。
多くのスクールは、8の字、スラローム、制動などペーパーライダーさんが苦手とする課目を設けており、公道走行にも直接的に役立つベーシックなスキルを得ることができます。サーキット走行会では、通常の公道ではあり得ない速度域でのバイクの挙動を体感することで、ライダーとしての幅を大きく広げることができます。簡単に言えば、200km/hの世界を知ることで、40km/hの世界がかなりの余裕を持って対処できるようになる、ということです。
個人的には、HMS(ホンダ・モーターサイクリスト・スクール)のように、レンタル車両があるスクールを強く強くオススメします。
http://www.honda.co.jp/safetyinfo/HMS/mschool_gaiyou.html
ライディングスキル獲得の途上にあっては、まず100%と言っていいほど転倒に見舞われます。「転ばなければうまくならない」とまでは言いませんが、どうしても転んでしまうこともあるんです。その時、自車では精神的・経済的ダメージが大きい。
もちろん、レンタル車両ならいくらでも転ばしていいわけでは断じてありません。自分がケガをすることもあるわけですし。ですが、転倒によるさまざまなダメージを軽減するためのセーフティーネットとして、レンタル車両はかなり有効かな、と思います。
オレは体験取材としてHMSに参加したことがありますが、カリキュラムとしても非常に有効だと感じました。なおかつ、楽しい。HMSに通うことがバイクライフの主軸になる方もいるようですが、分かる気がします。
その他、各地でさまざまなスクールが開催されていますので、きっとペーパーライダーさんに合うものが見付かるはずです。マジメで几帳面そうできっちりとした成果を求めていらっしゃるペーパーライダーさんには、まずもってレンタル車両のあるスクールを、または自車で参加できるスクールをオススメしておきます。尊敬できる他者(講師やインストラクター)と出会えれば、客観的にスキルを評価してもらえるので、スキル習得の進捗状況も正確に把握できるはずです。
……というのは、相当にマジメな話。コメントから感じられるペーパーライダーさんのお人柄に合わせてのことです。その一方で、バイク乗りのマインドとしては、「自分の力で何とかしたい」という思いもあるんです。ですので、ここからはオレ個人の考え方を書き連ねてみますので、気にしないでください。
オレは人にモノを教わるのが嫌いで、自力でどうにか習得したいタイプです。ものごとの習得に効率は求めず、あちこちぶつかったり失敗したり無駄をしたりしながら、そういう凸凹そのものに充実感や喜びを感じているフシがあります(ただしバイクの場合は死に直結していることを自覚しつつ、自分なりに慎重にやってきたつもりですが)。
だからスクールの有用性は100%確信しながらも、「スクールなんか行ってられっか〜」「人に教わるなんてゴメンだね〜」という思いもあります。だから、ペーパーライダーさんの悩みを本当に自分のこととして考えたら、やはり小さいオフロードバイクで遊んで、失敗も楽しみながらスキルを身に付けていくだろうな、と思います。
小さいオフロードバイクに乗ってオフロードで遊ぶことは、バイクコントロールの根本、本質を身に付けることに他なりません。ポジショニング(乗車姿勢)だとか、ブレーキング(制動技術)だとかいうこと以前に、「バイクを操る」という根本的な能力を高めることができます。
「バイクを操るってなんだ!?」とお思いかもしれませんが、大きくはふたつあると思っています。それは、リアクションとアクションです。バイクの挙動に対して正しくリアクションできるか、そしてバイクに正しい挙動を与えるためにアクションできるか、という2点。これに尽きます。
ペーパーライダーさんが習得したいと思っているポジショニングとブレーキングは、バイクを操るために必要な「手段」であって、それそのものが目的ではありません。
ハッキリ言ってしまえば、ポジションなんてどうでもいいし、ブレーキングも指何本だろうがどんなかけ方だろうが一向に構わない。人それぞれ、体格も違えば体の可動域・可動性も違うわけで、どんな手段を使っても構わないとオレは思います。ただ、正しくバイクを操ることさえできれば。
そして小さいオフロード車に乗ってオフロードで遊ぶと、想定外のさまざまな事態に(低い速度域で)見舞われます。フロントタイヤが滑ったり、ハンドルを取られたり、ワケの分からない動きをしたりします。そんな不確定要素満載の中でバイクを走らせていると、いつの間にか自力で、正しくリアクションし、正しくアクションできるようになっていきます。
舗装路でのスクールは、整えられた場で、整えられたカリキュラムに沿って行われ、不確定要素はそうそうありません。本当にベーシックのベーシックを身に付けるには最高の環境ですが、実際のライディングステージ(=公道)は、不確定要素に満ち満ちており、常に想定外の事態が起こり得ます。それらに直面した時に身を救うのは、経験値や引き出しの多さに裏打ちされた、正しいリアクションとアクションだけです(あとは運も)。
そして、このブログのどこかにも書いたと思いますが、ライディングとは飛ばす・飛ばさないに関わらず基本的にスポーティーなものです。あらゆるスポーツがそうであるように、どうしても向き・不向きが発生します。
オレがもし、ペーパーライダーさんととても近しい人間だったら、間違いなくこう言います。「時間の制約なんか気にしないで、まずはちっちぇえバイクから始めた方がいいよ!」。というのは、教習車を廃車にしている点がめちゃくちゃ引っかかるからです。状況が分からないから何とも言えませんが、バイクを廃車にするというのは、非常に由々しき問題です。向き・不向きでいえば、現時点では不向きの部類にいるのではないか、と。
いろいろなライダーを見てきましたが、バイクは最初からスッと乗れてしまう人もいれば、苦労しながら徐々に上達していく人もいます。前者は、バイクに関する正しいリアクションとアクションを、先天的に持っている人です。サッカーや野球がすぐにうまくなる人がいるように、バイクに関してもそういう人は少なからずいます。そして後者は、努力してそれを身に付けていく人。ペーパーライダーさんは、後者ではないかと思う。
この「苦労しながら徐々に」が割と曲者で、バイクの場合、「苦労」がそのままケガや死につながる可能性が高いんです(教習車の廃車程度で済んでよかった)。そして「徐々に」と言ったように、これは一足飛びで手に入れられるものではありません。どうしてもある程度の時間がかかる(どれぐらいの期間が必要かは、ペーパーライダーさんがどれぐらいバイクに時間を割けるかによります)。その時間は、当然、高いリスクを帯びているんです。
スクールは、ある程度想定された範囲内での出来事への対処法を、教わることで身に付く。小さいオフロードバイクでのオフロード遊びは、想定外の事態に対応できる自力を身に付けられる。オレとしては、その両面から攻めていってはどうか、と思います(理想的ですよね)。
そして、練習用オフロードバイクとしては、WR250やKLX250では手に余ると思います。もっとちっちゃい、それこそ125とかで十分です。車速は低いほど安全だし、バイクがダサいほどライダーのスキルが高まります(高性能なバイクは乗り手のヘタクソさをカバーするので、うまくなりにくい)。
ご心配の通り、車体形状もライダーのフォームも足着き性もXJR1300とはまったく異なりますが、「バイクを操る」という根本的なエッセンスを身に付けることができることは間違いありません。それは確実にライダーとしてのペーパーライダーさんの肥やしとなります。
別のバイクで練習したからと言って、XJR1300にすぐ乗れるようになるわけじゃない。XJR1300には固有の特性があって、それをつかむことが必要です。でも、「バイク」という乗り物そのものを根本から深く理解できれば、XJR1300をつかむことは容易です。本当にうまい人は、どんなバイクをあてがわれても、すぐさま乗るべき場所に乗り、走らせるべき走らせ方を見つけます。
本来バイクは、長きにわたって楽しむことができる乗り物です。それは、奥が深くて難しいから。「分かった!」なんて、そうおいそれとは思えないからです。ワイン・ガードナーという元世界GPチャンピオンが、こんなことを言ってました。「人がバイクに追いつくことは、不可能なんだ」って。終わりなき旅路を細く長く楽しみ続け、いつか無事にキーを置くことが、ライダーとして最大の成功じゃないかと思います。
とりとめない長文になりつつ、うーむ、あれこれ書き足りていないなぁ。この中に、何か少しでもヒントがあれば幸いです……。
最後に改めて、ペーパーライダーさんの2点のご質問にお答えしておきます。
・オフロードバイクでの練習がスポーツバイクでの走行にどの程度応用が効くか。
オフロードバイクでは、車格や姿勢の違いに関わらず、バイクを操ることの根本を習得することが可能です。それは、あらゆるバイクのライディングに応用できます。バイクには強い固有性がありますので、習熟には改めての練習が必要ですが、根本を理解しておくことは、決して無駄にはなりません。
・目標を、たった10年で習得可能か。
それは分かりません。ペーパーライダーさんの資質の問題でもあり、どれぐらいの時間を割き、どれぐらいの熱意を傾けるかにもよります。ただ、バイクは本当に奥深くて難しくて、だから面白い。例え10年という期間限定であっても、その中で決して焦らずに、あわてずに、じっくりと付き合ってもらえると、うれしく思います。
また何かあれば、お気軽に……。
投稿: ごう | 2016.03.09 14:02
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投稿: trollpdjfjkjdlkf | 2019.08.30 23:26