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いろんなスーパースポーツに乗った

いつも「おめえのブログ長ぇんだよ!」と怒られるので、スーパースポーツ各車を1/20ツイッター、すなわち7文字でインプレするよ。

4月15日 袖ヶ浦フォレストレースウェイ

■トライアンフ デイトナ675R(英)
_z7i4836
□5Laps 1'21.1
□体慣暫定走行也

■カワサキ ZX-10R(日)
_z7i4946
□4Laps 1'19.7
□乗車易刺激不足

■BMW S1000RR Premium Line(独)
_z7i5006
□4Laps 1'19.0
□野性的原動機魅

■アプリリア RSV4 Factory APRC(伊)
_z7i5059
□8Laps 1'16.2
□驚堅固攻易悦楽

■スズキ GSX-R600(日)
_z7i5129
□4Laps 1'18.6
□低車高今一攻難

■トライアンフ デイトナ675R(英)
_z7i5193
□7Laps 1'16.4
□再走少々攻愉悦

以上!
7文字って意外と情報量あるな。ほとんど書き切った!

え? やっぱり7文字じゃ物足りないから、いつも通り1モデル7000文字ぐらい書けって?
クリック→にほんブログ村 バイクブログ バイク モータースポーツへ次第かなあハッハッハ。

ついでにコースについてのインプレ。

■袖ヶ浦フォレストレースウェイ
□道幅広鰻似難捕

以上!
「長ぇ」って言う人はここでコレにほんブログ村 バイクブログ バイク モータースポーツへ押してさようなら。

よし、あとは書き散らすぞハハハ。

袖ヶ浦フォレストレースウェイは何度かヘロヘロと走ったことがあるけど、今回はデジスパイスを使って初めてタイム計測してもらえるっつうことで、今までよりちょっとだけ頑張った。走行順に、各車での周回数ならびにベストタイムを記載してみたわけだが、袖ヶ浦ではレースが開催されていないし、目安がまったく分からない。

袖ヶ浦ではすでに何度か走行会などが行われており、タイムを計っている人もいるようだけど、みんなタイムって晒したがらないからなー。恥ずかしがってねーで見せろよ見せちゃえよ見せちゃえってちょっとだけでいいからデヘヘ。

検索してみると、ライダースクラブが世界に誇る最高最強の名イベント「ライディングパーティ」(行ったことないけど)で、我らがネモケンこと根本健さんがS1000RRで走り、1分16秒2をマークしたとの情報を発見した。

これはオレがRSV4ファクトリーAPRCで出したタイムとまったく同じだ。しかし、偉大なるネモケン(敬称略)にケンカを売るつもりなどサラサラないが、ハッキリしておきたいことがある。

今回オレが走った時は、高速2コーナーの安全性を高めるために、1コーナーから3コーナーにかけ、2輪の走行ラインが限定されていたのだ! コースのアウト側1/3ほどが走れないので、ラインはタイトになり、速度は乗らず、当然タイムも出ない。

Sode

それなのに、ネモケン(敬称略)=オレ。

ギャーッ、あり得ない! そんなのぜってーあり得ない! そんなハズ、20000%ない。恐らくネモケンさんは、まったく攻めていなかったはずだ。何しろ参加者のバイクだったようだし。もしかしたら走行ラインの限定とか工事とか速度違反取り締まりとかやってたかもしれないし。

だいたいライディングパーティは「速いがエライじゃないサーキットイベント」であって、つまり「遅いがエライ」わけであり、1周2.4kmの袖ヶ浦を28日かけて周回する時速3.6mのカタツムリが一番エライのだ。……頑張れカタツムリ。

だからネモケンさんも、そんなにブッ飛ばしていたはずがない。言うまでもないけれど、ネモケンさんはオレが8歳の時に世界GPフル参戦していたという、ものすごい雲上人である。

誰が何と言おうが、ライダースクラブ編集部的速さランキングに混ぜてもらうとすれば、
敬称略NEMOKENNY>>旧日本兵Oさん≧CAP点>ネイティブアメリカンTさん>>>>>>>オレ
である。よく分かんないけど、イメージ的にたぶん。

いやでもさでもさ、オレもそんなに攻めてないぜ?

出た〜ッ!!「攻めてない」。

「攻めてない」は、バイク乗りから実にしばしば聞かれる言葉だ。ライバルにタイムで負けた時、「んー、でも攻めてないからなー、オレ」。ハーハッハッハ! 言う言う! これはもう常套句と言っていい。

スッ転んだ時にも便利に使えるんだ。「っかしいなぁ〜。攻めてなかったのにな〜。う〜ん」とマンダム調に首を傾げてタイヤを眺めてみたりする。クーッ! 完全に気分はレーシングライダーである。

だけど、だけどね。実際「攻めてない」って時は、あるんスよ。言い訳がましいかもしれないけど、まぁ聞いてくんねーかお嬢さん。

サーキットを走ってても、マージンを残してるんだ。

Sode

袖ヶ浦で言うと、1コーナー、奥のヘアピン手前のクッて曲がるとこ、ダーッと広い左コーナー、最終手前のヘアピン、最終コーナーあたりは、攻める気にならない。……ほとんど全部じゃん。

オレが攻めてないことは、さっきの走りの写真を改めて見てもらえれば分かる。シールドの辺りに「攻めてない」って書いてあるから。はウソだけど、見る人が見れば「攻めてねーじゃん!」と分かるだろう。

「攻めてない」とは、「もうちょっとイケそうだけど、まぁやめとこう」という感じだ。

「もうちょっと……突っ込……」「そ……う……」「もうちょっと……寝……」「そう……」「もうちょっと早……」「開……」「もうちょっと……大きく……開……」「……そ……う」。だけど、やめとく。そういうことだ。

え? エロ満開じゃねーかって? はぁ〜? 何のこと〜?

「もうちょっとブレーキングで突っ込めそう」「もうちょっと寝かせられそう」「もうちょっと早めにアクセル開けられそう」「もうちょっと大きくアクセル開けられそう」の、どこがエロだよ大丈夫?

ちなみに、やめといたからって安全かというと、決してそんなことはない。先っぽだけでも十分危険だ。以前、ヘローッとナラシ中に筑波サーキット最終コーナーでいきなりスッ転んだことがあり、「攻めない」のと「安全」はまったく別次元だと知った。

例えば今回、5台を矢継ぎ早に乗り換えつつ、最初の周はタイヤを温めながらだいたい1分30秒ぐらいで走っている。ちょっと遅すぎなこの周が、じゃあ絶対的に安全安心かというと、全然そんなことはない。むしろすごく緊張している。荷重がしっかりかかっていない感じが怖いからだ。上っ面だけで走ってる感じの居心地の悪さ。

じゃあ、攻めてりゃ安全かというと、どっちかっつうとそっちの方があっちのこっちだ(翻訳:どちらかと言えば、攻めてる方が安全だと思う)。

……うわ、ここはシビアな話だな……。

集中力は高まってるし、荷重もしっかりかかって、走りの手応えがある。バイクとの一体感がどんどん増していく。バイクが寝る。どんどん寝る。確信を持って寝かしつける。寝かしつけてるうちに自分が寝ちゃう。スピー。そうやって寝れば寝るほど路面が近付き、安心感が高まる。いけいけ、もっといけ〜っ、おりゃーカシャーーーーン…………。

ってこともあるんだよな……。攻めてる方が安全に感じるけど、同時に物理的限界にも近付くわけで、「攻めてりゃぜってー安全、何があっても転びません」とは言えない。

じゃあどうすんだよ……?

ほどよいポイントを探すしかないのだ。

メインライダー・丸山浩さんのベストタイムは、RSV4ファクトリーAPRCでマークした1分13秒3。オレより2秒9も速く、まったくもって話にならない差だが、丸山さんは「本気では攻めてないよ」と言う。「どのバイクでも、なるべく均等の攻め方をするんだ。じゃないと評価にならないから」

自分がサーキットを走るまでは、「『本気で攻めてない』なんて、またもう、言い訳でしょうニシシ」と思っていたが、今は実際にそうなんだろうな、と思う。丸山さんが本気で攻めたら、恐らくもう2〜3秒は速いタイムで周回するだろう。

オレでさえ、今の1分16秒2はまだマージンがありまくる。まさに「攻めてない」のだ。でも、楽しかった。すっげー楽しかった。つまり、ほどよい走りができたんだ。

ちなみに4輪だと、「袖ヶ浦フォレストレースウェイのタイム=筑波サーキットのタイム×1.16」と言われているらしい。それを当てはめると、今回の自己ベストである袖ヶ浦1分16秒2は、筑波換算で1分5秒6になる。

……いやいや、そんなに速くねーと思うな……。

この時の丸山さんのベスト・1分13秒3は、筑波換算で1分3秒1だ。そうだ丸山さんに聞いてみた方がいいな。そうしようそうしよう。

プルル。
「もしもし丸山さん? この間の袖ヶ浦の走り、筑波換算で1分3秒1なんスけど、感覚的に合ってます?」
「うん、そんなもんじゃないかな。RSV4で筑波でしょう? まぁ新車のテストなら、だいたい1分3〜2秒台ぐらいで回るだろうから。ほぼ合ってると思うよ」
「筑波を1分3〜2秒! そ、そんな速ぇんだ……」
「だってRSV4、速ぇじゃん。あのままの状態でもうちょっと攻めたら、筑波なら軽く1分切るよ」
「げ。次元違いすぎ」
「そんで本題は?」
「ないです」
「このためだけに電話してきたの? 忙しいのにもうまたねバイバイガチャ」

というわけで、2輪タイムの筑波係数も、1.16。
(1〜3コーナーにかけてアウト側は走れないコース設定)

てーことは、オレはあの日、ホントに筑波1分5秒台ぐらいの感じで走ったのか……。右足第5中足骨基部骨折状態で。筑波1分5秒台って、そんなものだったかなぁ……。ずいぶん走ってない。走りたいなあ、筑波……。もてぎも2万5000円払ってライセンス更新したのに、去年1回も走らなかったしなあ……。

しかし、楽しかった〜! 久々にサーキットをスーパースポーツで走って、路面がだんだん近付いてきて、ガツッとした横Gを感じながらキュイーンと(自分的に)カッコよく旋回して、いい汗かいて、しかもまったく怖い思い・ヤバイ思いをすることなく、1日を終えられた。

ほどよい走り。
最高じゃねーか!

今回はレースじゃなく、ただのサーキット走行だ。しかも取材目的だ。でも、自分なりに立てた「ほどよく走って楽しく終わる」という目標をクリアできた。3月6日のハルナミニバイクレースでは、やっぱり自分なりに立てた「プレス組の中でぜってー勝つ」「後ろのバイクをぜってー抑える」という目標をクリアできた。レースだろうがレースじゃなかろうが、目標を立ててクリアすることには、等しく価値があるんだ。

オレは今さらプロのレーシングライダーになりたい。違った。なれない。うーむ「なれない」って言い切るのはなんかシャクだな。プロのレーシングライダーになってもいい。……上から? 直ちにレーシングライダーになれない可能性は否定できない的事象。だから、勝ち負けやタイムにこだわるよりは、絶対に勝ちてえ。違った。自分が楽しけりゃそれでいいんだ。

勝つことが楽しそうなレースならそれをめざすし、勝てそうにないレースや、今回のようなスポーツ走行なら、それ以外の目標を見つける。それでいいじゃん。

それにしても、なんかいいな〜、サーキットって。ホントいいな。すげーいいよ。テキトーに付けた「バイクでスポーツする」っつうこのブログのタイトル、今さらだけど悪くないと思うんだ。クローズドコースなら、本当に気持ちよくバイクでスポーツできるもん。やっぱね、バイクで走りを楽しむなら、思いっ切り走ることが許されたしかるべき場所で、すっきりした「後ろめたくない汗」を流した方がいいと思うよ。

この時の袖ヶ浦フォレストレースウェイでの取材の模様は、全国書店にうず高く積み上げられている(はずの)ヤングマシン6月号に、特集「レプリカ大年鑑・一生レプリカ主義」として掲載されています。同号の「バイクでスポーツする B.D.S.S. 誌面版」には、全日本ロードレース選手会会長・辻本聡さんに東日本大震災支援活動について聞いたインタビュー記事、暴君ノブ青木が素人立入禁止のテクニックを暴露する「マネしちゃいけない禁断の無駄テク」、そしてオレのハルナミニバイクレースレポートが載っています。

オレのブログを読んでくれてる方が、「プロのライターのくせに、タダだからって読むに耐えない長文をダラダラ書いてくれてありがとうございます(一部脚色)」と、オレの走りを絵に描いて送ってくれたよ。これがまた、「フランダースの犬」のネロも絶命しちゃうほどうまいのよ! 見たいでしょ? にいちゃん、そしてねえちゃんも、このボタン→にほんブログ村 バイクブログ バイク モータースポーツへをクリックしちゃいな。そうするとランキング表が出てくるから。「バイクでスポーツする」の横っちょのちっこいアイコンをクリックしてみ。チローンとやや大きめなサイズで見られるから。え? もっとデカいサイズで見たい? クリック→にほんブログ村 バイクブログ バイク モータースポーツへ次第かなあ。はっはっは。

Follow 5Takahashi←そこそこツイッティング。

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コメント

また折ったの?

タイム的にはイケてないR600が速そうに見えるね・・・さすがプロカメラマン!

袖ヶ浦いいな~
走ってみたいです
今でもレース管は走行禁止なんですかね?

投稿: しの | 2011.04.29 19:20

いやいやいやいやいや!!!
そんなこと書いてないですよ!!
100%脚色じゃないですか!!!

勘弁してくださいwww

投稿: seburo | 2011.04.29 23:30

>しのさん
袖ヶ浦、すげー面白いよ。音量に関してやっぱり厳しいみたいだけど……。防音壁も整い始めてるけど、レーサーが走ったって話は聞いたことがないなあ。

写真は、メインで丸山さんが撮られてて、オレはたま〜に撮ってもらう程度なので、それこそ攻めてるか攻めてないか微妙です。でもR600が一番寝かせやすかったから、イケてるように見えるのかもしれない。出も実際は、一番攻めにくかったかな……。

投稿: ごう | 2011.04.30 13:35

>seburoさん
お〜っ、絵を描いてくれたモトゲー登場! 100%脚色ってことは……、全部ウソ? はっはっは、そうだっけ? はっはっは!

投稿: ごう | 2011.04.30 20:51

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