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伊藤真一はスゴかった

ヤングマシン誌の付録DVD取材で、伊藤真一さんにライディングテクニックを聞いた。

ものすげぇ。
いやすげぇ。
マジすげぇ。
テラすげぇ。
ペタすげぇ。

……ペタ?

先日、ソフマップでPowerMac G5用の内蔵HDDを購入したのだが、容量はフツーに1TBであった。……え? テレビかって? それはTV。テラですよテラ。……え? 何宗かって? それは寺。……え? 竹宮惠子かって? それは「地球へ…」。今や竹宮さんも京都精華大学マンガ学部の学部長ですよ。

……マンガ学部。

テラと言えば、清水雅広選手が走らせていた味の素TERRAカラーのNSR250ですね。カッコよかったなぁ。味の素ですよスポンサーが。清水選手、92年を最後にレースから引退し、今は清水建築工房の社長さん。世界GP転戦中に見たヨーロッパの家づくりが刺激にもなったようだ。話を聞いてみたい方の1人ですね。

テラと言えば、ゼビウスのテラジが大ッ嫌いだったなぁ。テラジのバックアタック。怖。中学生の頃は、とにかく50円玉を山積みにしてゼビウスをやりまくったもんですよ。ゲームセンター入り浸り。学校が終わればゲーセン。塾の行き帰りはゲーセン。とにかくゲーセン。ひたすらゲーセン。人生に必要な知恵はすべてゲーセンで学んだ。

そんなにもすげぇテラHDDなのに、ソフマップの店員さんは淡々としたものだった。しかも値段は1万円ちょっと。外付けフロッピーディスクドライブ(5インチ)購入に10万円を投じた中学生時代のオレが聞いたら、卒倒するだろう。今や1万円ちょっとで、京都精華大学とか清水雅広とかゼビウスとかゲーセンに思いを馳せられるテラが手に入ってしまうのだ。

しかし、エコノミストとしてのオレの勘は鋭い。「この勢いだと、来週末ぐらいには時代はテラの次に行くな」。そう直感した。その一方、言語学者としてのオレの勘も捨てがたい。「テラの次はペタか。……ないな」。そう直感したのである。次の会話に注目していただきたい。

「HDD買ったんだ〜」
「ふーん、容量いくつ?」
「2ペタ」
「ぶっ。2ペタって、ペタペタ? ぶぶっ」

ね? 笑われた。テラの次はペタ。ペタはないでしょうペタは。やだよペタなんて。「すいませーん。この5ペタのHDDなんですけど」「ああ、ペタペタペタペタペタHDDですね」なんて、店員さんとの会話も腰砕けもんですよ。

ペタの次は「エクサ」。うん、ま、エクサなら許せるかな。

「HDD買ったよ」
「ほうほう、容量は?」
「20エクサ」
「いいね〜。いくら? どこで買ったの? メーカーどこ? 生産国どこだった?」

ほら、笑われるどころか、相手の食いつき方がまるで違うことが分かるでしょう。会話、ふくらむふくらむ。というわけでオレは、エクサが普通に買える時代が来るまでは、ペタを諦め、テラで我慢することにした。

……何の話だっけ?

伊藤真一さんがすげぇって話だ。この時もすげぇと思ったけど、よりリアルレーシングな話を聞いたので、とにかくすげぇんだなってことが今まで以上に分かった。何がすげぇかって、このタイミングだと、「いつ発売か分かんないけど、ヤングマシン付録DVDをお楽しみに」としか言えないのが残念だ。あぁ残念。

しかし、「とにかくもう速く走りたくて仕方がない人なんだな」ってことがビシビシと伝わってきた。きっとレーシングライダーは誰もがそうで、速く走るためのアプローチは人それぞれだろう。けれど、何が何でも速く走りたい人たちなんだ。

もう20年以上レースをしていて、全日本チャンピオンを4度も獲って、8耐で7回もポールポジションを獲りまくっている伊藤さんが、「こうすりゃもっと速くなれるんじゃねぇか?」「MotoGPはこうやって速く走ってるから、オレもやってみっか」「ああこれはダメか。じゃあこのやり方で…」みたいなことを延々と続けているのだ。

それだけでもエクサすげぇ。

来週は、真冬を迎えて白い珍獣たちも元気いっぱいのエビスサーキットに行き、伊藤さんと一緒に走る予定。……4ヶ月ぶりのサーキット走行が、冬のエビスで、しかもイトシンと……!? なんだそりゃ。

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↑しかしさ。「ライテクリック」って言うけど、公道を走るなら、教習所で教わることで十分なんじゃねぇか? だって、無事に帰れればそれが最高の公道ライテクリックのはず。多くの雑誌のライテクリック記事って、明言はしないけど「公道を速く走る」ことを影の目的にしてるから、どうも違和感があるんだよね。「うまく走りたい」っていうのはオレにはよく分かんないし……。
速く走りたいなら、(基本的には)サーキットに行った方がいいだろう。サーキットを速く走るには、雑誌のライテクリック記事を読んだり、人のテクリックを盗むことも必要だけど、自分の走りを磨いていくことの方が大切だったりもする。
伊藤さんも「これは僕の場合。大事なのは、自分のスタイルに自信を持って、それに合ったライディングやセッティングをすること」ってしきりに言うんだ。とすると、普遍的で誰にでも当てはまる「ライテクリック」なんつうのは、いったいどこにあるんだ?
ちょっと前だけど、ヤングマシン編集部の中の人が、こんな記事を書いていた。「知識は無駄にはならない。でも、速く走るためのライテクリックは自分で自分に刻み込んでいくしかない」とある。その通りだと思う。
以上、「ライテクリック」「テクリック」(失笑)って言葉を使いたいがために書き出してみたら、予想以上に長くなってしまってビックリック。いや正直そこまでしてクリックしてほしいわけじゃないんスけどね。面白くてやってるだけで。

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