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PRO SHOP SHIMIZUに行った

ダートトラックに必要なものは何か。

答はスリッパである。そうそうそう、やっぱトイレに行く時はスリッパを履かないとね。そうそうそう、お客さんが来た時は、靴下が汚れないようにスリッパをお出ししないとね。そうそうそう。って。違う。

ダートトラックで必要なスリッパは鉄製で、ブーツの左足に履かせる。要するに、素足+靴下+ブーツ+鉄スリッパという感じの多重構造となる。鉄スリッパは、左足を土の上で滑らせるための装具だ。これがあるとないとでは大違い。鉄スリッパがないと左足をあらぬ方向に持って行かれたりして、痛い目に遭う。

オレがバイクに乗り始めた頃、ちょうど原付のヘルメット着用が義務付けられたのだが、確か一瞬はノーヘルでガンガン原付に乗ってた時期があったような気がする。しかし今ではノーヘルでバイクなんて考えられない。原付だろうがフルフェイスをかぶる。というのと同じぐらい、ダートトラック=鉄スリッパなのである。

安全面はもとより、そもそも鉄スリッパがなければダートトラック的な走行自体が不可能なのだ。オレも最初の何回かは、「んなもん、いらね」と鉄スリッパなしで走行していたが、今思えば、クリープを入れずにコーヒーを飲んでいたようなものである。いや実際はクリープ入れないけど。

それほど重要な鉄スリッパでお世話になっている清水隆一さんが、ショップを開いた。その名も「PRO SHOP SHIMIZU」。詳しくはコチラのHPを見ていただくとして、さっそくショップに潜入してみた。

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↑手前で静かに微笑むジェントルマンが清水さん。にこにこしているが、ハートはかなり熱い。何でも作ってしまう人。そして清水さんが製作したマシンとともにカンラカンラと高笑いしているのは、関東ダートトラック普及委員会の吉田潤インストラクター。ツインリンクもてぎのダートトラックスクールでお馴染みの大佐である。

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↑ウワサの鉄スリッパ(右ね)と、その型。それぞれのブーツに合わせた完全ワンオフ製作だ。こいつを土の上でターッと滑らせているだけなのに、すり減って穴が空いてしまう。ダートトラックがいかにグルグルグルグルグルグルしてるかが分かるでしょう? ちなみにすり減っても金属を盛ってもらえる。その金属がまた、硬くて滑りやすい特殊なものなんだそうですわよ奥さん!

さて、ダートトラックで使う専用マシンについてザッと説明すると、モトクロッサーをベースにして作るDTXと、清水さんのようなビルダーがフレームから作り上げるダートトラックマシンとがある。

簡単に言えばDTXはモトクロッサーのごっついアルミフレームを流用しているケースが多いため剛性が高く、ダートトラックマシンはオリジナル鋼管フレームを使用しているため動きがしなやか、ということらしいけど、違ってたらごめんなさい。乗り比べたことがないから分かんない。

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↑これはダートトラックマシン。フレームは清水さんが製作したオリジナル。そうか、バイクのフレームって自分で作れちゃうんだ。エンジンはカワサキKLX250のものだそうだ。

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↑モトクロッサーからエンジンを下ろそうとしているところ。このエンジンも、清水さん製作のオリジナルフレームに搭載されることになる。

いやー、よく分かんないけどショップ内は見る人が見れば宝の山ですよ。溶接機とか旋盤とかごっつい工作機械がワラワラしていて、きっとダンプカーの1台ぐらいはここで作れてしまうのではないかという勢いだ。実際、ダートトラックマシンをフレームから作ってしまうのだから、大まかなベクトルとしてはダンプカー製作も不可能ではなかろう。

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↑こういう工作機械を作る工作機械を見てみたい。

あー、でかいエンジンを積んだマシンに乗りたいなー。オレの性格的に何となくDTXがいいような気がするんだよなー(←乗ったことがないから「何となくのイメージ」でしか語れない)。でも、CRF100Fでの修行がまだまだ続くんだよなー。早く乗ってみたいなーでかいエンジン搭載車。250とか450のモトクロッサー用4ストエンジンだぜ!? そんなのでフラットダートの上をバホバホ走ったら、気持ちいいだろうなー。

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↑PRO SHOP SHIMIZUは、我が栄光の入間市からほど近い。ちなみに我が孤高の入間市に、間もなく宇宙最大規模を誇るアウトレットモール「三井アウトレットパーク 入間」がオープンする。現在、入間市民最大の関心事は、「アウトレットパーク内に出店するCOSTCOの会員になるべきか、ならざるべきか」である。いずれにしても入間市を「にんげんし?」などと言って笑っていられるのも今のうち。大渋滞を尻目にチャリンコで軽快に来店する誉れ高き入間市民を、羨望の眼差しで見つめるがいい!! ……あ、またクリック促進につながらなかった。まぁいいや。

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コメント

もうみてるだけでガマンできないの
表彰台の真ん中から 部材発注してー!
って叫びますよ うんうん

ところでその旋盤って 安いとこさがしたら2-3万で手に入りますよ。

投稿: 機械科3年1組 | 2008.02.12 12:24

こういう工作機械を作る工作機械を見てみたい...
マザーマシンですね。この旋盤も立派なマザーマシンですよ。ルーツをたどれば人の手と石と火になるかもね。レース界に踏み入れたライダーはバイクや車の生産の工程や手段を知ることはとても大事ですね、目利きになれるもの。初カキコでした(^v^)

投稿: marusankaku | 2008.02.14 00:25

>機械科3年1組さん
まだ行ってないんですよね? 魅惑のスペースですので、ぜひ遊びに行ってみてね。

>marusankakuさん
マザーマシンって言うんですね。知りませんでした。ずーっと遡っていくと、映画「2001年宇宙の旅」で猿人が最初に骨を道具として使った瞬間にまで至るのでしょうか。…しかし2001年、映画ほど進化していなかったのが残念だ…。

投稿: ごう | 2008.02.14 17:03

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