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ワタシとセローの小旅行

そういえば最近、旅してないな…。

そう気付いてしまったら、もう自分の気持ちを抑えることなんかできない。今朝、目が覚めた時にふと思った。「イタリアンカフェでパスタを食べたい」。ワタシの旅の目的は、たいてい美味いもの。ワタシは久しぶりにセローのカバーを外した。

数えてみると、セローの出動(笑)は何と3ヶ月ぶりだ。エンジンがかかるか不安。プチュン、トゥルルルル…。セル1発で目覚めてくれたセローくんは、ゴキゲンな調子でワタシをショートトリップへと誘い込んでくれる。

いつものように天気予報が外れ、気持ちのいい青空が広がっている。せっかくなので、いつもお世話になっているデザイナーのshin_gさんを誘うことにした。

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↑まずは広尾にあるshin_gさんのガレージに立ち寄る。ガレージって、オーナーの人柄の鏡だとワタシは思う。このガレージは本当にあたたかみがあって、居心地がいい。つい長居してしまう。それにしても何台のバイクがあるのやら(笑)。

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↑shin_gさんが選んだ今日の相棒はスズキ・ジェベル。ワタシのセローと一緒にパチリ。無事なうちに記念写真を撮っておくのが旅の鉄則だ(笑)。いよいよ旅が始まる──。そう思うだけで、胸の鼓動が高鳴る。これだから、旅はやめられない。

冷たい風を切って、なめらかに都内を縫って走るワタシたち。まるで大水槽をスイスイと泳ぐマグロになったような気分。止まったら死んでしまうのが宿命。だからワタシは走り続ける。

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↑落ち葉が敷き詰められていた表参道。ガラにもなく、ちょっと切ない気分になる。落ち葉にはそんな魔力があるとワタシは思う。

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↑代々木公園でちょっと一息入れた。こんなに眺めがいい場所があったなんて、ちょっと意外だ。具体的な場所はヒミツ。誰にも教えられないスポットは、旅のスパイス。

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↑いつもワタシは思う。バイクの魅力って、ちょっとしたドキドキ感ではないかと。この骨董通りだって、ちょっとハンドル操作を誤ったら崖の下に真っ逆さま。発見されるのは白骨化してから? そんなスリル、日常ではあり得ない。だからワタシは旅が好きなのだ。

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↑頑張ってワタシを非日常の世界に運んでくれるセロー。ワタシはメカにちっとも詳しくないけれど、このセローは第4世代の4JG6型で、ガソリンタンクが10リッターに増量。キャブレターもBST34からBST31に変更され、中低速フィーリングが向上している。排ガス規制前の最終モデルで、イキのいい走りが楽しめる頼もしい相棒だ。フロントブレーキキャリパーが異径2ポットになったのもウレシイ。

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↑そこから少し遠出して、吉祥寺へと向かったワタシとshin_gさん。いつものように途中で熱く激しいバトルに。無事、井の頭公園に到着すると、柔らかい日差しが降り注いでいた。

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↑恋人たちを乗せたボートがたくさん浮かぶ井の頭池。うらやましくなんかない! なんだかネッシーでも出てくるんじゃないかってぐらいドヨーンとして見えるのは、ワタシの心を映しているせい?

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↑今日は寒いという予報だったので、しまむらで買ったタイツ+RSタイチ・ゴアウインドストッパーインナースーツ+モトクロスパンツ+オーバーパンツというエクスペディション仕様で決めた。暑すぎた。こういう経験を重ねて、ライダーとしてオトナになっていくのです。

井の頭公園をグルッと回っているうちに、お腹が空いてきた。腹が減ってはバイクに乗れぬ! shin_gさんに案内してもらい、イタリアンカフェをめざす。

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↑いよいよ到着! オシャレな店構えに、ワタシの感性がヴィヴィッドに刺激される。味にうるさい丸の内のOLが行列を作るそう。かなり期待できそうだ。

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↑シンプルモダンなインテリアなんぞを楽しんでいると、いよいよパスタの登場! インテリア同様こちらもシンプルながら、アクセントとしての海苔が効いている。味は文句なし。まるでざるそば大盛りのようなさっぱりとした食感で、ぺろりとたいらげた。よし、常連になるぞ。こういう美味との出会いこそ、旅の醍醐味だ。

パスタでお腹いっぱいになったワタシは、とろんと重くなる目をこじ開けて、もうひとっ走り。せっかくのショートトリップ、満喫したい。

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↑トコトコとお台場へ。こうして見ると、東京ってまるで林道を走っていたらいきなり現れた倒木だらけの空き地みたい。荒涼とした風景が広がっていて、ワタシは少し胸を痛める。

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↑今度は下町へ。どこへ続くとも知れない細道を探検してみた。例えるなら、バイク1台通るのがやっとで落ち葉だらけですごく滑る獣道。人の気配がまるでない。ここも昔は賑わっていたハズ。…そんなことを思うと、なんだか田舎の母に電話したくなった。

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↑ババーン! 突然ですがセローくん、ドロドロの図。ワタシは深呼吸し、土の香りをいっぱい吸い込んだ。やっぱりドロは旅の必需品だ。

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↑ふと見たら、ワタシもドロだらけ(笑)。足元に落ちているティッシュは、ワタシが野グソをしたわけではありませんので念のため。いくらワタシが旅慣れているからと言って、都会で野グソはいたしません。ゴミは持ち帰るのがライダーのマナーですよ、皆さん!

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↑キレイさっぱりとドロを落として、ちょっと小粋な料亭に。オトナな気分でショートトリップを締めくくった。

そしてワタシはツライ原稿書きが待ち構える日常へと戻った。いつかまた、ワタシはこういう「小さな旅」に出かける。その時、どんな人に巡り会えるのか。そしてどんな味に巡り会えるのか(←実はコッチの方が大事)。そんな期待感を支えに、ワタシはワラジでタワシでタニシなのだろう。

……。

………ブ。

……ブ…ブブ……。

………………ブハーーーーーッ!!

あぶね! あっぶね! 窒息死するかと思ったぞ。何なんスかこの文体は!! つか誰? 何狙い!? ワケ分かんない。意味不明。どうしちゃったの?

ま、要するに男2人で埼玉・秩父の山中をセローとジェベルでぶんぶん走りまくって蕎麦食って泥まみれになってスッ転んでゲハゲハ笑って帰ったっつう、そんだけの話である。もちろん広尾とか表参道とかいう地名の類は全部でたらめである。出鱈目。鱈の目が飛び出てんの? 怖。

林道についてはインスパイアされたことがあったので、後日いつものノリで書いてみるかもしれないが、書かないかもしれない。いずれにしても久々に底抜けに楽しい1日であった。

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↑ま、今日のワタシは押しても押さなくてもどっちでも…。

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コメント

モノクロ扱いなのね。
そして「どんな味に巡り会えるのか」なのね。


この嘘つき!
コンビニおにぎりでも十分だし休憩イラズなくせに!

またわたしを林道に連れってって^^

投稿: DJEBELIST | 2008.01.12 09:03

> DJEBELISTさん
「この嘘つき!」だって(笑)。確かにバイクで走りに行って、屋根付きの場所でメシ食ったのは久しぶりでしたね。コンビニ駐車場にベタ座りでサンドイッチを食ってパッパカ走りに行くってのがデフォルトですから。しかし、雨降っちゃいましたね〜。ギリギリのタイミングだったかな。乾いた頃にまた行きましょう!

投稿: ごう | 2008.01.12 19:41

林道良いなぁ・・・
トレール車また欲しくなってきた。

投稿: nazlist | 2008.01.12 23:24

>nazlistさん
林道いいッスよ〜。今回連れて行ってもらった所は、結構フラットで走りやすかったです。一歩間違えれば奈落の底ですが。2人で走ってても、見える所にいないと落ちたことにも気付いてもらえなさそう。クローズドコース慣れしちゃってたので、ワンミス→白骨化のサバイバル感にゾクゾクしました。

投稿: ごう | 2008.01.13 09:45

いいですね、小旅行。僕も昔セロー乗っていたときを思い出しました。
富士山まで行って、5合目付近からエンジンの吹けが悪くなったのを・・・ボボボボェ~て感じで。

投稿: てっさん | 2008.01.16 23:40

>てっさん
高校生の頃は、練馬から箱根まで原チャリで通ってましたが、上に上がるとホントに調子悪いんですよね。つまんなかった〜! でも行くんだなコレが。

投稿: ごう | 2008.01.18 14:45

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