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マレーシアに行く(4-5日目)

めんどくさいし、書く時間もなかったので、15日(土)と16日(日)の分はまとめちまおう。

何しろホテルとサーキットの往復だけで、その他の場所を見て歩く時間はまったくない。特に変化も刺激もなく、マレーシアのマの字も分からないまま日程だけが過ぎていく。まあ、数日いただけで分かるような生易しいものでもなさそうだ。

セパンには何度か行っているけど、毎回ホテルとサーキットの往復だけだ。1度だけクアラルンプールの街をちょっと歩いて、さらに電車に乗ってナントカ線の終点の港町を見に行ったっていうか、逆に険しい眉をした現地の人々に「何だアイツ」「何人だよアイツ」「外人じゃねえの?」「ホントだ外人くせぇ」「外人だね」「ってことはアメリカ人じゃね?」「おまえはすぐ外人=アメリカ人だな。アレはイギリス人だよ」と、ジロジロと観察されに行ったことがある。あまりにジロジロジロジロ見られて、気分的にはさほど面白くなかったので、すぐ帰ってしまったけど…。怖かったし。あんまり人のことをジロジロ見るものじゃありません。険しい眉してさ。

だから、積極的にその国に飛び込んで「満喫しちゃいましたワタシ!」みたいな旅をしている人を見ると、特に女性に多いような気がするけど、正直うらやましい。だいたい仕事抜きで海外に行ったのは1回しかないから、自由にあっちゃこっちゃ観光した記憶がほとんどない。

そんなわけで今回もペナン島というリゾートアイランドのすぐ近くにいながら、リゾート気分は皆無だ。もちろんお仕事で来ているわけだから、何も問題ない。それに、車から眺めているだけでも十分に楽しいぞマレーシア。

通りすがりにジャングルみたいな密林の奥の方に木でできたちっちゃい掘っ立て小屋みたいなのが見えて、若いあんちゃんがデレーンとやる気なさそうに畑を耕していたりするし、抜け道みたいな細道を行くと建ててる途中なのか壊してる途中なのか判別不明の家に普通に洗濯物が干してあったりするし、でも高速道路は意外といい車がビュンビュン走ってるし、どんだけ貧富の差があるんだ?

橋を渡りながら川を見てみると、ドローンとした泥色もしくはやけに鮮やかな緑色で、いずれにしても釣り糸を垂れてるオッサンがいて「ゲッ!? まさかアナタ、ここで釣った魚を食べるの?」状態である。見世物としては十分に楽しい。願わくば、ここ数日でオレが食った魚の中に、この川で釣られたものはありませんように。

そういえば、プレスルームの裏手で食器を洗う場面をチラリと見ちまった。…………た、確かに、見なければよかった……。いや、見なかったことにしよう。見てない見てない。っていうかもういいよ、どうでも。野良猿も、最初は「わー猿だ猿猿。シッポ長いんだねー」なんつって盛り上がったけど、こう毎日登場すると「はいはいまた猿ね」「ただ座ってるだけかよおまえらはよ!」「猿なら何かやってみろっつうんだよ!」「何もやらねーから野良になるんだよ!」とサツバツとしてくる。

仕事的には、土曜日にYAMAHA ASEAN CUP RACE 2007の予選、日曜日に決勝が行われた。金網デスマッチコースをアンダーボーンの4スト135ccもしくは110ccのマシンでカッ飛んでいく。最初のうちは何にも防護されていない路肩の段差とか、転倒すると即ワラパッドに突っ込む様とか、そのワラパッドすら乗り越えてしまう様子などにドギモを抜かれるが、目が慣れてきてライディングに注意を払うと、かなりハイレベルなことに気付く。

このレースは'04、'05年も取材している。去年は諸般の事情で行くことができず、1年飛ばしているから余計にそう感じるのかもしれないが、各ライダーたちのライディングスキルの向上を痛感した。……何この上から目線。なんつうか、ビシッとロードレーサーっぽい走り方になってきているのだ。

YAMAHA ASEAN CUP RACEはインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの5ヵ国で争う国別対抗戦。'04、'05年までは「オレが『日本代表』とかいって紛れ込んでも何とかなるんじゃねぇの?」と密かに思っていたが、今回見る限りでは完全に「参りました」状態だ。来年「TEAM JAPAN」を結成するなら、それなりの手練れを連れて行かないと勝てそうにない。ライダーやめた。オレ監督になる、監督に。って、そんな計画はまるっきりないわけですが。

■書くのもめんどくさいが読むのも大変
■キャプションが長すぎる2日間の写真集


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↑「ホテルとプレスルームの往復」を写真で示してみる。これがホテルの部屋。エアコンをオフにしても寒い。でも外は暑い。極端。

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↑で、こちらがプレスルーム。でっかい競技場の駐車場に特設したサーキットの特設プレスルームにしては、特設って感じもなくて特設でしょう? ……なんかもう文章書くのめんどくさくなってきた。

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↑YAMAHA ASEAN CUP RACEは2クラス。4スト110ccのノービスと、135ccのエキスパートクラスがある。こちらはノービスのチームタイランド。AraiやSHOEIのレプリカヘルメットと日本製ツナギが目立ったが、ブーツは「なんちゃって」的な物が多いようだった。

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↑ワンボの車窓から。高速道路の料金所が工事中だか修理中だかで、建ち並んだテントの中に座ったお姉ちゃんが料金を収受していた。料金所なんてこんなもんでいいんじゃねえの?

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↑見ているアナタよりも、撮った本人の方が「なんだこの夜景」と思っているのでご安心を。ちなみに水平線の下の真っ暗な部分は空き地。空き地ですよ皆さん!

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↑サポートレースの冠スポンサーにもなっていたGIVI。'03YZF-R6も展示されていた。これは早朝なのでお客さんがいないけど、昼過ぎには大混雑!

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↑これが栄光の「ASEAN CUP」。インドネシアが昨年に引き続き2連勝・3度目の優勝を果たした。よし、来年はここに「JAPAN」の文字を刻むぞ!

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↑大会オフィシャルカメラマン・ヒデヨシが最も輝いていた瞬間。特権をフルに生かして1人分だけ用意された椅子の上に立ち、ASEAN5ヵ国のライダーたちに指示を飛ばしている。選ばれし男は違う…。

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↑ね? これだけの人々を右手人差し指1本で動かしてしまうのだから、できる男は違う…。

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↑オープニングセレモニーでインドの踊りを披露してくれた女の子たちが、必要以上に元気にぴょんぴょんぴょんぴょん跳ねていたのは、アスファルト+灼熱太陽+裸足=激熱だったからとしか思えない。

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↑セレモニーイベントの中で、独特の盛り上がりというかぶっちゃけ盛り下がりというか。を見せたのがコレ。テンテケテンテンというお囃子に乗って、Tシャツにジャージ長ズボンの男どもが登場したかと思うと、巨大な旗を蹴り上げて、おでこに乗せようとするのだが、乗らない。見事に乗らない。ガスッとか言って鼻にかすって痛そうだったり、そもそも全然届かなかったり、10回中8回は失敗って感じ。2回の成功も、瞬間的におでこに触れるぐらいなので、成功なのかどうなのか、どのタイミングで拍手したらいいのかも分からない。グダグダ。「9人並んだ男たちを飛び越えて、10人目のおでこに乗せられるでしょうか〜!?」なんて時も、4人目ぐらいの所に旗落下。そういった逆説的見せ場が、これでもかと続く。しまいには、ちょっとでも旗がおでこに触ったらそれだけでパチ、パチと拍手。「早く終わらせてやれよ」「楽にさせてやろうぜ」「キツイだろうからさ」「よくやったよ。うん。実によくやった」と、観客の間に強烈な一体感が生まれた。それが狙いだとしたら、これ以上の演し物はない。あり得ない。

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↑個人的にも、お客さんの反応的にも1番盛り上がったのは〜、日本からやって来た“JAWS”増田智義さんと〜、中島“中しゃち”将登さんの〜、スーパーモタードのデモレースだぁ(←伝わらないだろうけど、DJ風)。モトクロス出身の増田さぁん(写真後ろ)、そしてぇ、ロード出身の中島さぁん(写真前)、走り方がぁ典型的に違うのでぇ、面白かったぜシェキナベイベー。うーむDJ風は苦しいな正直。

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↑バッチリとテレビカメラが入ったYAMAHA ASEAN CUP RACE。相当なビッグイベントなのだ。プレスルームでスタート直前の映像を眺めていると、あからさまに他国メディアと異なった方角にカメラを向ける怪しい2人が。左はNaokingことナオキング(そのまま)、右はまた出たヒデヨシです。何を撮ってんのか知らないけど、2人とも揃いすぎ。軽く嫉妬。

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↑灼熱の太陽のもと、広大なコースの隅々まで走り回って汗だくになりながらいろんなアングルのムービーを撮影し、しかもそれを1晩のうちにクールな動画に編集してみせたNaokingことナオキング。スチールのヒデヨシも含め、カメラマンとは本当にハードな仕事だ。2分弱ぐらいの居眠りは許してやってほしい。カメラマンにならなくてよかった。

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↑が、ライターのオレはオレで、クソ寒いプレスルームから出ることができない缶詰状態。エキスパートクラス、ノービスクラスのレースは立て続けに行われるし、タイミングモニターはプレスルームにしかないから、離れられないのだ。しかも1分20秒ほどで周回してくるマシンのラップチャートを取っているので、画面からも目を離せない。結構がんじがらめだ。これもエキスパート/ノービスクラスのモニターではなく、ラップチャートをつける必要がないサポートレースのワンシーン。1-2位だったと思うが、2人ともRSタイチのツナギを着ていた。タイチとクシタニがすごく多かったなあ。何か理由があるのかな。

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↑マレーシアの首都・クアラルンプールは、ダラダラと長い地名なので潔く「KL」と略称される。KL…KL……KLi……KLic……KLick……KLICK…!? ……CLICK!!?? クリック!!!!!!! ラララライ、ラララライ♪

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コメント

なんだかとっても楽しそうな毎日でうらやましい

投稿: わだ | 2007.12.17 21:31

うお〜っ!!
怒濤の数日、お疲れさまでした!!
客観的に見る自分、DUBAIのホテルで大爆笑させて頂きました。
今度はいついっしょに仕事できるか分かりませんが、バージョンアップできるよううんこネタブログを楽しみにしながら仕事がんばりま〜すぅ!!

投稿: naoking | 2007.12.18 23:08

>わださん
はい、おかげさまで楽しい日々を過ごして参りました。

>ナオキングことnaokingさん
マレーシア&ドバイツアー、お疲れさまでした。でもいいなあ、遠州の人々はすぐに「さわやか」に行けて。オレもげんこつハンバーグ食う!

投稿: ごう | 2007.12.22 17:46

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