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トランポ買い換えた

サンバーから始まった我がトランポライフ。昨年4月にトランスポーター界の王、200系ハイエース・スーパーGLの新車に買い換え、キング・オブ・トランポの称号にふさわしい積載能力を満喫していたが、このほど、再び買い換えに至った。

新しくトランポとなったのは、言うまでもなく、サンバーである。

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夕陽に佇むサンバーは、文句なくカッコいい。しかし、なぜハイエースから再びサンバーに戻ったのか。なぜキング・オブ・トランポから、苦労人サンバーに…?

謎は深まる。
我ながら。

しかも、以前のサンバーは乗用タイプのディアス。豪華装備がウリであった。しかし今回のサンバーは、その名も「トランスポーター」。まさにトランポになるために生まれてきた男。あいや、男がどうか分かんないけど、たぶん…。いわゆる商用バンで、何かとスパルタンである。要は、「グレードダウンして新登場!」というわけだ。

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ハイエース→サンバーの理由はいろいろあるが、めんどくさいので簡単に言うと、「我が人生で、トランポはハイエースほど大きな存在でなくてもよかった」ということになるだろうか。サイズ的、金銭的にも、TOO MUCHな感覚がついに消えなかった。

おまけに我が人生初のAT、運転がつまんなかったこともある。デカイ鉄板の箱を、運転というよりただ転がしているだけで、エキサイトメント(笑)がなく、しかも燃費が悪いと。

そしてなぜまたサンバーなのか。理由はいろいろあるが、めんどくさいので簡単に言うと、好きなんでしょうなあ、サンバーが。ちっこくて、でもたくさん積めて、何よりも笑える。

ココ、重要である。笑えるのだ、サンバーは。MTなので、より笑える。

異常にローギアでクロスしたミッションは、通常2速発進をしたくなり、瞬く間に5速に叩き込まれる。信号が青に変わり、周辺がゆったりと加速中に、コッチはセコセコセコセコとシフトチェンジし、あっという間に5速だ。メーターを見るとたった50km/h。すげぇ。こんなので高速道路を走ったら、最高速80km/hが精一杯じゃねぇの?

違うのである。

超高回転型の水冷直列4気筒エンジンをナメてもらっちゃ困るのである。何しろ、48psもの高出力を、6400rpmで発生するのである。600ccのバイクを積んだら、積んでるバイクは120psなのである。

それはさておき、サンバーのエンジンはよく伸びる! 高速域でもグングンととどまることなく加速し続け、下り坂では140km/hをマークすることも十分に可能だとウワサされている。

もちろん上り坂では激しく減速するのだが、これもサンバーの醍醐味と言える。鬼門は、中央道でいえば談合坂、東名道でいえば相良牧之原あたりだろうか。上り坂突入前にフル加速をしておくことが肝要だが、そのタイミング、スロットル踏み込み度合いなど、クレバーかつ勢いのある走りが要求されるのだ。

ハンドリングは秀逸である。まずは軽い。車両重量自体も870kgと軽いのだが、リヤエンジン・リヤドライブという構造上、走りは非常に軽快である。無論、ステアリングに手応えなど求めるものではない。ハンドルで曲げるな! アクセルで曲げろ!! そんなクルマからの熱いメッセージがビシビシと伝わってくる。

荷室に重量物を搭載すると、ますますフロントの軽快感が高まる。スポーツカーは、何よりもまず、フロントの回頭性が高くなければならない。そんな名言がスバルにあるのかどうか知らないし、そもそもサンバーはスポーツカーではないという意見もある。しかし、不思議とサンバーからはスポーツを感じ取れるのである。

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足まわりはスパルタンだ。350kgもの最大積載量を誇るサンバー・バンだけに、空荷での走行は路面の凹凸をダイレクト以上に増幅し、ドライバーの体を痛めつける。そこがいい。

ダイレクトなだけでは物足りないスポーツドライバーは多い。ロールケージを入れ、Sタイヤを履き、意味もなく足まわりを固める走り屋。ボロボロのハチロクとかシルビアとかスターレットとかに相通じる、意味のない剛性感の高さに酔いしれることができる。

ただし、それらのクルマとサンバーが決定的に違うのは、サンバーはバッチリとロールすることである。首都高速でいえば、5号線、4号線などは、非常にスリリングである。沸き立つエンジンのパッションにあおられて、いい勢いのままコーナーに進入すると、サンバーは激しくローリングする。横転して滑走しながら屋根が徐々に削られていく映像が脳裏をよぎる。

実際、コーナーリング中は手に汗握る真剣勝負だ。そして無事コーナーをクリアできた時、リアルな生を実感し、感謝する。「神よ、我を救いたもうた神よ!」と。コーナーひとつでこれほどの感動を覚えるクルマは、他にない。素晴らしい。

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積載能力の高さは言うまでもないだろう。リヤエンジン、リヤドライブ形式によりフラットになる荷室は、助手席と運転席の間にバイクのフロントタイヤを突っ込む定番技により、大型バイクの積載も十分に可能である。若干コクピットに顔を出したバイクのフロントタイヤは、肘掛けとしても活用できなくはないかもしれない便利さである。

その他の積載物は、パズルのように組み合わせながら積載することで、広大な荷室を持つハイエースより、むしろ物品の固定が効く。バイクの乗せ下ろしの際には、ほとんどの荷物も同時に乗せ下ろしが必要だが、運動不足の現代人に運動を強制するサンバーならではの親心と言えよう。

装備は豪華すぎて目まいがするほどだ。エアコン・オーディオが付いている時点で贅沢の極みなのだが、サンバーはトランポドライバーに徹底的に優しい。まずは軽妙なフェザータッチのクラッチペダル。踏んだか踏んでないか分からないほどの軽さは、おそらく電子制御による「ドライブ・バイ・ワイヤ」を採用しているはずだ。でなければ、48psもの高出力エンジンのクラッチとして、この軽さはあり得ない。

そして内装。もちろん、鉄板は剥き出しである。冬冷たく、夏熱い剥き出しの鉄板は、自然と人間の調和を狙った装備だ。兄弟車インプレッサに通じるバケットタイプに見えなくもないシートは、ホールド性が極めて高く、サンバーの異常なまでのコーナーリングスピードでも、しっかりとドライバーの体を固定してくれる。

助手席サンバイザーはあえて省かれており、存分に日光浴を楽しめる。ヒューマンパワーウインドーは、エンジンオフ後の窓の開閉が可能だ。コクピット周りには収納が多く、また、マット類は掃除しやすいただのビニール。奥様も納得である。

付記しておくと、ドアの閉まる音がまたいい。前後ドアは「パシャーン!」、左右スライドドアは「パシャーン!」、そしてテールゲートは「パシャーン!」。軽快である。

書いていて思い出したが、左右スライドドアは、荷物の出し入れに超便利である。車体剛性よりも利便性。この割り切り感がたまらない。先述したが、無事に帰宅できた時の安堵感は、サンバーならではのもの。「何かあったらヤバイ」という危機感にさらされながらの運転は、人間の野生を呼び覚ませてくれる貴重なモーメントなのである。

これだけ書いてなお、サンバーの魅力は語り尽くせていない。折に触れ、その魅力をさらに解き明かしていこうと思う。

とりあえず、床張りでもしてみっかと、ペラッペラのビニール内装を引っぱがしてみた。ものの数分で、作業終了。波打つ鉄板。スパルタンである。

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これはリヤシートを畳んだ状態である。画面上で最も奥の銀の波打ち鉄板が、畳まれたリヤシートだ。中央部の黒い波打ち鉄板は、リヤシート下の台座にあたる。この下は空洞で、収納としてかなりの容積を誇る。手前の黒い波打ち鉄板は、エンジンメンテナンスの際に開けるものと思われる。

このままコンパネを敷けばOKかもしれない。ただ、シートアレンジ(笑)を殺さないために、少し工夫をしてみようと思っているが、気力が持つかどうか…。とりあえず、ドイトに行こうと思う。

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コメント

> とりあえず、ドイトに行こうと思う。
すでにドイトの屋上と見た^^

投稿 銀千1号 | 2007.01.15 17:06

48psの車で120psのバイクを運ぶってところで大爆笑しました!
でもふと思ったら自分も100psのハイエースで150psオーバー
運んでた・・・。_| ̄|○

投稿 ほり | 2007.01.16 00:09

>銀千1号さん
ははは〜。さすがお目が高い。この写真は1回目のドイト屋上です。そして2回目へ…。しばらくはドイト通いが続きそうです。

>ほりさん
サンバーと600マシンだと、排気量もどっこいどっこいですからねw 銀七半1号(てつやさん)なんて、660ccのサンバーに750搭載。…おかしいだろうと! オレも1度でいいからリッターSSを積んでみたいものです。

投稿 青六1号 | 2007.01.16 07:21

はじめまして~、ちばと申します。YZF-R6に乗ってまして去年は黄六2号さんとエビスの耐久に出たりしてました。

もしかして17日のダートラパーティーで白ゼッケンでご一緒しませんでしたか?銀色のサンバー、見覚えがあります!私は鉄スリッパを貸してもらって喜んでいたメガネの方ですー。人違いでしたらすみません。

私も以前レンタカーですが、サンバーを愛用しておりました。エビスに下道で通ったりしてましたが、あのハンドリングは今でも忘れることが出来ません・・・。

投稿 ちば | 2007.01.18 02:20

>ちばさん
ハイハイ、ハ〜イ! めっちゃオレです。全然人違いじゃないです。まさにサンバーです。もてぎに向かうビーフロードで、サンバーのハンドリングに酔いしれましたが、帰りはクラッチがめちゃくちゃ重くて苦労しました。

ダートラ、超イケてますよね! 次の2月25日も予約してしまいました。筑波でももてぎでも、またお会いできたら楽しいですね!

投稿 青六1号 | 2007.01.18 05:14

お久しぶりです。

なんと、同じ車体!同じ色!同じステッカー!
(こちらはATですが。)

こちらは、ニードルパンチを敷いて使ってますが、リアシートの鉄板はすぐゆがむので、コンパネ敷いた方が良いかもしれないです。
最近は、安い素材で静音化をちょこちょこ試しています。

投稿 黄六半1号 | 2007.01.22 23:35

はじめましてー ちゃんこといいますー
ぼくも今年の4月に初マイカーでこのトランスポーターを買いました!!
以前は家にあったハイエース、3Dターボ、ミッション、4WD・・・に乗っていました。H5年だったと思う。
人にもよるけど乗り心地はハイエースと変わらない、むしろそれ以上にらくなような気がします。

質問!!
ハイエースは電子制御のクラッチが入ってるのは知っていますが、サンバーは入ってないはず・・・
エンジン下にある蝶ねじによる調節でしたから・・・・

ほんとサンバーって他とはぜんぜん違いますね!!

ここにサンバーの詳しいこと書いてました
http://www.team-mho.com/sambar-c0.htm

投稿 ちゃんこ | 2007.06.06 18:28

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