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耐久終了

12日の耐久レースを目前に控え、8日は最初で最後のペアライダーとの合同練習。

12〜13時の1時間を、2人で混走しながらセッティングと練習にあてることにした。

そして。

思い切りと勢いのよさに関しては定評のあるペアライダーが、思い切りと勢いに任せて吹っ飛んで大クラッシュ。マシンは大ダメージ、本人も少なくとも2ヵ所の骨折という大負傷をしてしまい、耐久レースはここで終了となった。

原因は単純明快。タイヤウォーマーなし、2周目、ハイサイド。と言えば十分だろう。これはもう、ライダーのミス以外のナニモノでもない。オレとしてはいろいろな意味で責任を感じているが、コースに出てしまえばそこはもう彼の世界。仕方がない……。

クラッシュの前、朝8時から1本だけ単独で走った。気温は11℃。ペースを上げようという気にならない。1周目、23秒(笑・いくらなんでも)。2周目、13秒。3周目、11秒。4周目、10秒。5周目、9秒。7周目、8秒。P-LAPは見ていない。単純に「いけるかな?」という自分のペースに任せていたわけだが、計ったように1周1秒ずつタイムが上がっていく。

もともとタイヤウォーマーなしで冬場にサーキット通いを重ねていたので、タイヤの温まりに関しては結構敏感というか、シビアだ。温まっていないタイヤはホントにヤバイ。あの接地感のなさ、なんかこう、上っ面で走っている感じ、タイヤと路面の間に膜が張ってるような感じは、ホントに怖い。(考えてみたら、公道を走っている時はいつもそんな感じだ)

レースの時はウォーマーを貸してもらえるし、「うるせぇ! 行くぞオレは!!」的気分なので、最初から飛ばしていく。でも、練習では、本当にじっくりとタイヤの感触を確かめながら走るクセがついている。最初の数周は本当にピリピリとタイヤを気にしながら走る。

朝イチ単独走行はA枠だったこともあり、テンションは上がらない。ようやく中盤になって6秒台あたりをうろうろし始め、かなりタイヤを信用できるようになってきた。ベストは19周目の5秒8。

前回のレースで前走車を抜けなかったことが悔しかったので、「抜く練習だぜ〜」とAを走ったが、そこに関してはいろいろと違う模索ができた。ライディングは相変わらず思い通りにならないけど、いつも朝イチは頭真っ白で「うひょー」と走ってしまうことが多いオレとしては、ちゃんと頭を使いながら微妙なトライをすることができたのは収穫だった。

で、相棒と合流しての練習につながるはずだった。

オレのようなチキン野郎にとって、彼の勢いのよさはマジでうらやましくもある。でも、やっぱり転んではダメだ。今回は病院に彼の両親が来るまでずっと付き添っていたので、転んでケガをするとどういうことになるか、リアルに迫ってきた。だからといって、走ることをやめたりするつもりはない。結局は運みたいなもので、いつ自分に起こるか分からない。

ただ、趣味としてサーキットを走る限りでは、チキンは決して悪くない、と思った。ビビるということは、何かしらの危険を感じているということ。タイムの速い遅いに関わらず、その人がその人のペースで何かヤバさを感じているからこそ、ビビる。そのビビリには、素直に従いたい。むしろ、ビビるぐらいの「畏れ」を持ってバイクに向き合った方がいい。吹っ飛んだ彼は、彼なりに気を付けていた。でも、ビビリレベルがオレよりもずっと高い所にあった、ということだ。

職業レーサーはそのビビりを超えていかなければいけないが、オレにはその必要はない。ビビリをどうマネージメントしていくかは、この趣味を続けるうえでテクニックやコスト管理以上に、大きなテーマだと思う。

相棒の彼はしばらく入院することにはなりますが、無事です。現地ではご心配をおかけしたうえ、皆さんにいろいろ手伝ってもらいました。本当にありがとうございました。

で、オレは筑波からSUGOに直行。仙台に泊まって朝を迎え、遅刻寸前になりつつコレを書いているわけです。

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