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YZF-R6・06に乗った

ようやくウワサの06 YZF-R6に乗れた。公道でちょこっと、富士ショートサーキットでブンブン。いやー素晴らしいですね!

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初めてまたがった時は、うわ何じゃコリャ的ポジションにビックリ。ハンドルが低く、タンクが自分に向かってせり上がって来てる感じ。腰も高いしステップも高い。バックステップ要るのか? いやマジで変態ポジションのドゥカティスーパーバイク系に相通ずるスパルタンさだ。てれーっと公道を走ってると、どこにどう座って何すりゃいいのオレは、と思う。

公道では個人所有の新車をご厚意でお借りしたので、1万rpmまでしか回さなかった。が、エンジンの回転の仕方が非常に緻密で、ブン回さなくても非常に気持ちいい。もともとはホンダの方が緻密なエンジンという印象があったが、CBR600RRと比べても、はるかにR6の方が精密なエンジンだと感じる。

車体はとにかく軽い。重心位置が高い影響からか、すべての動作が軽々。ただし、ガッツリとトラクションがかけられない速度&回転域では、板の上に乗っかってるみたいな不安感がある。それでもフロントブレーキおよびフロントサスはまさに秀逸! 素晴らしい! 制動開始〜リリースまで、ブレーキおよびサスのすべての作動が滑らかかつ剛性感が高く、超安心! これマジでイケてます。リヤは路面の悪い所では少し跳ねるけど、車体が軽いので突き上げ感というほどではなかった。

そしてその3日後。今度は富士ショートサーキットで試乗車に乗る機会があった。ショートサーキットは全長810〜920m(レイアウトによる)、メインストレート330mのテクニカルコース。out-in-centerというレイアウトを使って走った。

今度はブン回せるぞーウヒヒーとコースイン。インフィールドを2速でテレーッと走っていると、ツキもイマイチだし速度のノリも悪く感じる。んー? 何だなんだ? こんなもんか? と、タコメーターの針は真上ぐらいを差している……って、1万3000rpmしか回ってねーじゃん!?

ということで、1速メインでブチ回し方向に変えてみた。これがまた面白ぇんだ! 回る回るウヒウヒ回る! もうバカみたい。しかもストレスなく一気にブン回る。盛り上がりとか谷とか、何の抑揚も感じさせず、ひたすら一直線にシュパーンと伸び上がる。二次曲線でもなく、急角度の直線。オレこの無機質さがすげー好き。

最終コーナーを1速で立ち上がってレブリミッターにブチ当て(メーター上ではww1万7500rpmでリミッターが当たる。1速だとアッちゅう間)、2速、3速とストレートを駆け下りながらシフトアップ。3に上げた直後に左90度の1コーナー突撃! タン、タンと1速まで落とし、多少スネーキングしても知ったこっちゃねぇ、ふんぬとブレーキングして、ブレーキ引きずったまま倒し込みウオリャーワリャー!! 何しても全然怖くないです。

まぁ、オレ的限界速度域が大したことないってもかなり影響してるけど、車体が完全に勝ってて、マジでブレーキングが怖くない。スリッパークラッチもイイ感じで効果を発揮してくれてると思う。エンブレ&リヤブレーキ多用しがちなオレでも、妙なホッピングは一度もなかった。うーむ。ブレーキングがイイっつうのはスポーツ走行の基本だね! それだけでも気分いい。しかも直線的無機質伸び上がりを見せるエンジン。もう最高!

変態ポジションも、ペースが上がってバンク角が増えるほど気にならなくなる。せりあがりタンクもがっつりホールドできるのでイイ。ただ、オレ的には右足のステップ位置が妙にしっくり来なかった。全般的にオレはポジションに無頓着なのに、右足ステップ位置だけ気になり続ける。見るとへんてこりんな形のマフラーの上にステップがムリヤリくくりつけられてる。まさか左右で位置が違うのかなぁ。そんなことないよね?あと、可倒式のステップってサーキットではうにょうにょして気持ち悪いことも分かった。

とにかく車体全体の操作がすべて軽い。旋回中に起こしてみたり寝かしてみたり、何をしても軽い。エンジンの回りもやたらと軽くて、トルク感は全然なく、どちらかというとコイツをブン回して走ってると、貧弱でひ弱な文学青年が青筋立てて怒ってる感じはある。余裕がないっつうんですかね。でもその余裕のない青さが非常にイイ。

03ユーザーとしては買い換えをしたくなるかどうかってのもポイントだったが、正直、それほど強烈に「こら買い換えだ!」とは思わなかった。すげーいいバイクだし、好みにも合ってるけど、今乗ってるYZF-R6・03はレーサーとして時間をかけて自分好みに作り込んできた。つう意味でやっぱり自分へのフィット感が強い。

タイムだけ考えりゃスパッと乗り換えた方が間違いなく見込みはありそうだけど、今のを乗り切れてるワケじゃないし、「まぁいっかな〜」って感じ。レーシングライダーとしてはこんな考え方じゃダメなのかもしれないけど。でもまあ、カテゴリーが違うワケじゃないし、同じメーカーだしってことで、全体的なパフォーマンスが向上してたとしても、基本的にはよく似てますしね。

比較として06のYZF-R1インターカラーにも乗ってみた。すんげー余裕! 何ですかこのゆとりは。でっぷりと太ったおっさんがガウン着て葉巻くゆらせてる感じ。車体もエンジンの回り方も、全体的にもっさりしてて重い。あくまでもR6との比較だけど、ほんと落ち着きのあるバイク。オレには15年ぐらい早いかもしんない。

ヒャンヒャンキャンキャンとせわしなく落ち着きもなく、やりたい盛りのニキビ面した高校生みたいな06 YZF-R6。つまりオレ?

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