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こんなことで死にたくない!!

5月の何日かに羽田を出発し、阿蘇で何日かを過ごし(あいまい)、現在は、四国に来ているんだねえ。

四万十川にも行きましたぁ。いいですねえ、四万十川。やぁごらん、小魚が群れているねえ。おや、エビまで見えるねえ。みんな一生懸命に生きているんだねえ。愛おしいねえ。

と、急速に立松和平化するのであった。

現在の宿は宇和島第一ホテル。宇和島にしてはかなりのグレードだ(初めて来た宇和島に失礼か)。ホテルの目前には「がいや」という海鮮居酒屋があって、若旦那は色男で愛想もよくセントラルサーキットでゼロヨン11秒。かなり好印象の町だ。

がしかし。僕は現在も戦闘態勢を崩さないままこのコラムを書いている。敵は一人。僕も一人。サシの勝負は一晩続いている。うかつに眠っては敵の思うつぼだが、うかつにもぐーぐー眠ってしまったので、こちらの被害は甚大である。しかし敵はエンドレスで僕を襲い続ける。田中真紀子とティータイムを楽しむというワケの分からない夢も、空襲によって打ち破られた。

その敵とは、蚊だ。

通常の蚊の攻撃パターンは、一発血を吸うために肌に着地し、針をぶっさし、カユくなる液体を注入しつつ、無断で人の血をちうちうと吸う。次第に腹が赤く太くなる。しかし吸血状態の蚊は非常に無防備だ。こちらの攻撃態勢に気付かないし、気付いても針を抜くのにもたつく。圧倒的に有利な立場の僕が、その瞬間に叩きのめせばいいのだ。

しかし宇和島第一ホテル507号室に潜入した蚊はそうではなかった。極めて陰湿にして敏捷なのである。体が大き目なので、飛んでいる姿の捕捉は容易だ。肌への着地も分かりやすい。腕毛を掻き分けながら(やだなあ)針を刺しているのも目視できる。しかし吸血状態に入りながらも、こちらへの警戒態勢を解かないのである。

まったく油断していない。常に神経を張りつめ、横目でこちらの様子を窺っている。パチンとやろうと思った瞬間に、すかさず針を引き抜き逃亡する。素早い。しかもしっかりとカユい。すでに数カ所を一匹の蚊に食われている。

まだまだ激しい攻撃が続いている。敵を見ると腹がまったく膨れていない。刺すことだけが目的なんだろうか? 怖いよう。

チェックアウトまであと30分。生きてこの部屋を出られるだろうか……。なんなんだこの蚊は! 忍者か? なんでこんなに戦闘能力が高いの? もういやだ宇和島! 助けて!!

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